今回の記事では、新宿で魅力的な雑貨屋を10店舗紹介しよう。個性的なアイテムを提供している店や、文房具・キッチン用品など目的に特化した店まで幅広く紹介。雑貨を求めて新宿に出かけてみてはいかがだろうか。
①可愛いアンティークがコンセプト|Vintage Deco
新宿マルイアネックス6階に店を構えるハンドメイドパーツとアンティーク雑貨屋「Vintage Deco」。パステルを基調としたかわいらしいハンドメイドパーツと、アンティークなぬいぐるみやドールが並んでいる。ラインナップの中には、今では手に入りにくいブランドの商品もあるので、掘り出し物が見つかるかもしれない。
数々の小物が並べられた店内は、かわいい物好きにたまらない空間となっている。時間を忘れて見入ってしまうこと間違いないだろう。
ハンドメイドパーツも充実しているので、自分だけのオリジナルアクセサリーを作るのも楽しみ方のひとつだ。
香水の詰め替えボトルなど、実用的な商品も取り揃えられている。デザイン性のあるものばかりなので、インテリアとして購入するのもいいだろう。
「かわいい」が詰まった空間に、一度足を運んでみてはいかがだろうか。
②ポップなインテリアや雑貨がリーズナブルに買える|IKEA 新宿
スウェーデン発の家具・インテリアブランドであるイケア。郊外の大型店舗のイメージが強いが、「IKEA新宿」は国内に3か所だけの都心型店舗 のひとつ。新宿駅・新宿三丁目駅から徒歩数分と、ふらりと立ち寄れる気軽さがうれしいところ。
地下1階〜地上3階までの4フロアを構え、北欧らしい洒落感たっぷりのアイテムがところ狭しと並ぶ。キッチン、リビング、寝室など、さまざまなシーンにあわせて商品が陳列されており、眺めているだけでもわくわくするだろう。見た目にスタイリッシュなだけでなく、機能性と低価格を実現しているのもポイントだ。
スウェーデンの味覚をお手頃に味わえるカフェも併設し、人気のプラントベースソフトクリームはなんと1個50円というリーズナブルな価格で楽しめる。
かわいらしいクマの絵をあしらったフリーザーバッグは新宿限定アイテム。実用的なお土産としてもおすすめだ。
③ルミネのイデーがリニューアル|IDÉE SHOP Shinjuku
「ルミネ新宿1」の6階に位置する「アタッシェ ドゥ イデー」が、2024年4月に「IDÉE SHOP Shinjuku」へとリニューアル。「美意識のある暮らし」をコンセプトに、自らの感性を大切にする大人のためのアイテムを多数セレクトしている。多様な現代のライフスタイルに合わせ、売り場面積も従来の約3倍に拡大したそうだ。
木の質感と白を基調にした店内は、ゆったりとリラックスした雰囲気。オリジナルの家具やインテリアを中心に、アパレルからスキンケアまで、毎日に心地よく寄り添う品々が揃う。日常をちょっと特別にしてくれる、エッジィなジュエリーや一点もののアート作品も魅力的だ。
注目のアイテムは、IDÉE初のフレグランスディフューザーである「ensemble」。「美意識のある暮らし」を香りで表現した名品は、自宅をぐっと居心地の良い空間にしてくれるはず。センスのいいあの人への贈り物にもいかがだろうか。
④バースデイプレゼント探しに最適|BIRTHDAY BAR
誕生日をはじめ、結婚祝いや出産祝いなどのさまざまなプレゼント探しに最適な雑貨屋の「BIRTHDAY BAR」。「大切な人を想う、その気持ちによりそう」のコンセプト通り、人に贈りたくなるような商品が揃っている。
中でも、「リラックスホットアイマスク」は累計12万個以上売れているBIRTHDAY BARオリジナルのロングセラーアイテム。アイマスクによる眼精疲労回復と香りによるリラックス効果が期待できる。
また、人気商品の「ストームグラスクラウド」は、天気によってガラス容器の中の結晶が変化するBIRTHDAY BAR オリジナルのお洒落インテリアだ。シンプルなデザインでどんな部屋にも溶け込むだろう。「TODAY IS A GIFT(今日の日は贈り物)」という刻印が入っているのもニクい演出。
大切な人の記念日を祝うために、ぜひ訪れてほしい。
⑤おしゃれな一点物の小物が魅力|boil
おしゃれな一点物の小物が魅力的なアンティーク専門の雑貨屋「boil」。ビルの6階という隠れ家的な立地と、レトロな雰囲気を醸し出している店内が、訪れる人々の好奇心をより一層掻き立てる。商品は、オーナーがヨーロッパを中心に国内外から仕入れた珍しいアンティーク小物が中心だ。
買い付け先は、フランスやベルギー、イギリス、オランダとさまざま。国や地域を絞らず、オーナーのセンスやその時々の流行を踏まえて仕入れ先を決定している。仕入れた国によって商品のラインナップがまったく違うため、時期によって店内の雰囲気が多様に変化するのも魅力。
レトロなビルの中で冒険気分を味わってみてはいかがだろうか。
⑥食器が充実|NATURAL KITCHEN & 新宿ミロード店
リーズナブルな価格でキッチン用品をはじめとした雑貨を購入できる「NATURAL KITCHEN」。特に食器類が充実している。100円からの手頃な商品が多いのに加え、おしゃれで実用性のある商品が充実しているため、ここでアイテムを揃えて統一感のあるキッチンを作ることができるだろう。
お皿やスプーン、フォークなどの洋食器はもちろん、茶碗や小鉢、箸などの和食器も豊富にラインナップされている。中でも特におすすめしたいのが、上記の画像の和食器「najimiシリーズ」。
伝統工芸に指定されている美濃焼きの食器で、和のテイストを取り入れつつモダンに仕上がっている。「手になじむ」をコンセプトに作られているだけあり、持ちやすく食べやすいのもポイント。ほんのりくすみカラーのnajimiシリーズは、食卓をほっこりあたたかな場所に変えてくれるだろう。
オリジナル商品も豊富で何度訪れても飽きない。見るだけでも楽しめるような商品が店頭に並んでいるため、思わず立ち寄ってしまう雑貨屋だ。
⑦北欧風の雑貨が見つかる|KEYUCA新宿マルイ店
生活雑貨や家具を販売している「KEYUCA」。北欧デザインなどの洗練されたアイテムが、手に取りやすい価格で取り揃えられているスポットだ。食器なら1つ500円から。どんな料理も華やかに彩ってくれるため、日々の料理が楽しくなるだろう。
上記の画像の時計は壁掛け・置き型どちらにも対応でき、時針と分針の色や太さが違うので、パッと見てすぐ時間がわかる機能性が嬉しい。シンプルなデザインが多いため、部屋全体のインテリアの邪魔にならず、かつ痒いところに手が届く品々が用意されている。
シンプルだけどおしゃれな北欧風のインテリアが好みの方には、ぴったりの雑貨屋だ。
⑧文房具といえばここ!画材も充実|世界堂
絵を描くのが好きな方なら、一度はその名を耳にしたことがあるはず。取り扱う商品は画材だけでなく、文房具からポスターなどの小物まで多岐にわたる。一般の文房具店では手に入らない文房具を探すならば、「世界堂」しかないだろう。
画像の画材は、イタリアのマイメリ社が展開する透明水彩絵具「マイメリブルー」だ。全90色すべてが単一顔料で構成され、添加物を含まない最高級の品。国産の絵具にはない使い心地を味わえるだろう。
世界堂が扱うのは画材ばかりではない。絵画を縁取る額縁も多数取り揃えている。水彩画・油絵・ポスターなど、個性の際立つ額物が見つかるだろう。アートポスターも豊富なため、世界堂でアートポスターと額縁を購入し、インテリアとして楽しむのもおすすめだ。
⑨手帳や万年筆を選ぶなら老舗で|伊東屋 新宿店
手帳や万年筆をメインに取り扱う、1904年創業の文房具専門店「伊東屋」。オリジナルブランドも展開しており、一つひとつの商品には文房具一筋で積み上げられた知識が存分に生かされている。
画像にあるのは伊東屋オリジナル商品のリーガルパッド。パッと目を引く色彩に高級感のある伊東屋オリジナルパッドホルダーは、デスクに置いておくだけでこちらの背筋も伸びるカッコ良さだ。
伊東屋の文房具は、高級感があるデザインながらも、そこまで高価ではないのが嬉しいところ。手帳や万年筆の他にも、数多くの文房具が取り揃えられ、文房具好きには聖地のような場所である。
⑩アートを生活に取り入れられる雑貨屋|新宿眼科画廊
店名に「眼科」と掲げられ、佇まいもまるで眼科のようだが、決して眼科ではない。「新宿眼科画廊」は現代美術を中心としたアートギャラリーで、写真・絵画・立体芸術と幅広く取り扱っている。美術品以外に作家の作成した雑貨も販売しているので、個性的なデザインのアイテムを探している人に特におすすめだ。
画像は、作家の町田ひとみさんの作品をステッカーにしたもの。販売されている雑貨は展示会にあわせているものが多く、作家が在廊している際には、その作品への思いを直接聞くことができるという貴重な体験も。
地下には小さな劇場もあり、不定期で演劇も開催。ステージまでの距離が近く、演者の熱量が直に感じられるのが特徴だ。
枠に囚われない展示方法やイベントの開催する、新宿眼科画廊そのものが現代アートといえるだろう。規模は大きくないものの、密度が濃い画廊だ。
美術に造詣が深くない人でも、きっと心惹かれる作品が見つかる。そんな場所である。
まとめ:新宿エリアの雑貨屋でおしゃれな小物を見つけよう
新宿には、さまざまなテーマ性をもった雑貨屋がひしめいている。こだわりのコンセプトを存分に比べてみるのもいいだろう。
また、雑貨は自分で楽しむだけでなく、プレゼントとしても活躍する。目的や気分に合わせて、新宿エリアの雑貨屋を巡り、思う存分に堪能してみてはいかがだろうか。
文:一條真広、徳永留衣子