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西新宿のさんぽで立ち寄りたいスポット5選|ランドマークからカフェまで

西新宿

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DATE : 2023.01.25
オフィス街で有名な西新宿。休日は人が少なく、路地に一歩踏み入れば下町的な光景が広がるため、実はさんぽにぴったりだ。

「東口には歌舞伎町があるけれど、西口や西新宿には何があるのだろう?」
「穴場スポットで休日をのんびりしたい」

上記のような、さんぽでリフレッシュしたい人のために、西新宿にあるとっておきのスポットを5つ紹介しよう。どのスポットも西新宿駅や新宿駅から徒歩圏内で、さんぽしながらふらっと立ち寄れる。オフィス街の中心で、充実したプライベートを過ごしてみてはいかがだろうか。

西新宿をさんぽするときに立ち寄りたいスポット5選

西新宿をさんぽするときに立ち寄りたいスポットを、コースとともに紹介する。

今回は新宿でお昼過ぎにスタートすることを想定し、計5カ所を回るさんぽコースを作成した。所要時間の目安は約5時間、移動距離は長くないが見応えはバッチリだ。

新宿区が近年掲げる、「やすらぎとにぎわいのまち」の実現に向けた政策のひとつとして、西新宿では新しい施設が次々と整備されている。華やかなイメージがある東口とは打って変わって、西新宿には区内最大の公園や美術館などがあり、落ち着いた雰囲気となっている。大人な休日を過ごすのにぴったりだ。

①【13:00】SOMPO美術館|アジアで唯一ゴッホのひまわりを常設展示

まずは新宿駅から徒歩5分にあるSOMPO美術館。フィンセント・ファン・ゴッホの「ひまわり」が常設展示されている、アジアで唯一の美術館だ。モダンな画風で女性美を表現することを得意とする洋画家・東郷青児の美術作品を中心に、約640点の幅広いアート作品を収蔵している。年4回ほど企画展を開催、19世紀ヨーロッパの印象派の展覧会や現代絵画コンクール展を開催しているため、芸術鑑賞に興味があれば要チェックだ。

SOMPO美術館の曲線が印象的な外観デザインは、美術館に収蔵された東郷青児作品をモチーフとし、壁面に展示された作品が際立つよう、壁などの内装は白を基調としている。

2階にはミュージアムショップがあり、企画展図録ほか、美術館に収蔵されたコレクションをあしらったポストカードやクリアファイルなど、オリジナルグッズが購入可能だ。

展覧会開催中の土曜・日曜・祝日は2階にカフェがオープンする。ミュージアムショップやカフェは、観賞券がなくても利用可能。天井やテーブル、椅子に木材を使用したやさしい空間で、紅茶やコーヒーを飲みながらさんぽの合間に一息つけるだろう。

②【14:30】coffee stand swamp|裏路地に迷い込んだら行ってみよう

西新宿の外れにある裏路地で、2022年8月にオープンしたコーヒースタンド。SOMPO美術館からは徒歩6分の距離にある。メニューはコーヒーまたはエスプレッソで、1杯500~1,000円ほど。店内には昔懐かしいレコード音楽が流れ、バリスタが入れる本格コーヒーを気軽に楽しめる。

名物のflatwhite(フラットホワイト)は、カフェラテより濃いエスプレッソ(ダブルストレット)を使用したドリンク。クレマを残す丁寧な注ぎ方で、コーヒーのアロマを最大限に感じられるだろう。コーヒー豆はバリスタと焙煎士がこだわり抜いて、店のコンセプトに合わせて火を入れたオリジナル。店頭で100gから購入でき、店のグラインダーで豆を挽くことも可能だ。

店長はSNSで積極的に情報発信しており、投稿からは気さくな人柄がうかがえる。西新宿で迷子になった人たちを、温かく歓迎してくれるだろう。

店の前には数台分の駐輪スペースも用意されているため、サイクリング中に寄るのもおすすめだ。さんぽ途中に迷い込んだ裏路地で、こだわりのコーヒーを味わってみてはいかがだろうか。

③【15:30】新宿中央公園|高層ビル群に囲まれた都会のオアシス

新宿区最大の面積を誇る区立公園。東京都庁をはじめとした高層ビル群に囲まれた緑地は、「都会のオアシス」として親しまれている。coffee stand swampからは徒歩約12分のため、軽い運動にぴったりだ。

子ども向けの複合遊具や砂場があるちびっ子広場は、2022年にリニューアルオープン。大型滑り台や乳幼児用遊具が増設された。また、新宿ナイアガラの滝に面した水の広場では、フリーマーケットや冬季イルミネーションなど、季節ごとにイベントが開催され、多くの人でにぎわう。

小さな子どもから大人まで思い思いの時間を楽しめるだろう。西側の芝生エリアをはじめ、一部のエリアはペット同伴も可能だ。

眺望の森や区民の森は緑が多く、季節を感じながらのんびり過ごしたいときにおすすめ。区民の森のランチコーナーにはテーブルや椅子が設置され、平日の昼時にはサラリーマンも利用する。

④【16:00】SHUKNOVA|2020年オープンの現代版宿場

Photo ©2020 Nacása & Partners Inc.

新宿中央公園の北エリアに、2020年にオープンした施設がSHUKNOVA(シュクノバ)だ。スターバックスで一息入れたり、レストラン「むさしの森Diner」で看板メニューの「ふわっとろパンケーキ」が楽しめたりする。また、 マルシェやキッチンカーなどのイベントが開催されるので、さんぽでお腹が空いたときふらっと立ち寄りたいスポットだ。

施設の1階と2階にある屋外テラスは誰でも利用でき、心地よい音楽を聴きながらテーブル席でくつろげる。のんびりと読書をしたり、物思いにふけたりするのも一興だ。施設内には フィットネスクラブがあるので、公園の自然と調和しながらヨガやランニング、ボルダリングなどをするのもおすすめ。

SHUKNOVAのコンセプトは「SHUKUBA RE BORN」。江戸時代に栄えた宿場町「新宿」のように、多くの人々が集い交流する縁側空間の再生を目指している。施設名称であるSHUKNOVAは、人々が交流する場所の「宿」とラテン語で「新しい」を意味する「NOVA」の造語だ。新宿中央公園に行ったときは、ぜひ併せて訪れてみよう。

⑤【17:30】東京都庁展望室|入場無料・地上202mから都内を一望できる

最後は東京都庁舎・第一本庁舎45階にある、入場無料の展望室だ。地上202メートルの高さから、北東方面にスカイツリー、南東方面には東京タワーを望める。12月〜2月は、気候条件がよければ富士山が望めることもある。夜景スポットとしても人気で、夕暮れ時に訪れれば日没を拝めるだろう。

南展望室には、誰でも自由に弾ける「都庁おもいでピアノ」が設置されている。ピアノのデザインは、名誉都民でもある前衛芸術家・草間彌生氏が監修。目を引く黄色地に、草間氏の作品の特徴である黒い水玉模様があしらわれている。Youtubeの「弾いてみた」動画でもたびたび登場する人気スポットのため、タイミングがよければプロ並みの圧巻の演奏を聴けるかもしれない。

新型コロナウィルス感染防止のために休止されていた南展望室のショップ・カフェは、2022年10月に再開された。営業時間は10時~18時。東京の絶景を眺めながら、ここでしか買えない限定グッズや東京みやげを購入してもいいだろう。

まとめ:西新宿で優雅な休日を過ごそう

西新宿のさんぽで立ち寄りたいスポットを5つ紹介した。今回紹介したさんぽコースは、半日で回れて移動距離も比較的短いが、リフレッシュするにはもってこい。

穴場スポットにふらっと立ち寄れば、充実した自分だけの時間を過ごせる。歌舞伎町をはじめ、東口がお出かけスポットとして認知されている中、西新宿のよさを独り占めできるだろう。

西新宿は、高層ビルが建ち並ぶ都会的な印象と、入り組んだ路地裏が広がる下町の雰囲気を併せ持つ街だ。お気に入りのさんぽルートを見つけて、優雅な休日を過ごしてみてはいかがだろうか。

文:一條真広

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