新・歌舞伎町ガイド

エリア

FOLLOW US:

新宿で朝までいられる居酒屋7選|深夜・24時間営業の店舗を紹介

新宿3丁目 歌舞伎町 西新宿

ガイド 食べる
ナイトライフ 居酒屋
DATE : 2023.01.11
新宿は日本屈指の繁華街であり「眠らない街」だ。朝まで開いている居酒屋も、ほかのエリアとは比べ物にならないくらい多い。

「次の日は休みだから今日は飲み明かしたい」
「終電を逃したので時間をつぶしたい」
そんな人が朝まで過ごすのに困らないのも、新宿の魅力だ。

今回は最強のコスパを誇る長時間飲みに最適な店や、24時間営業の店を紹介する。深夜でもがっつり食事ができる店や、のんびりした雰囲気の落ち着いたバーなど7店舗をピックアップした。

朝までいられるおすすめの居酒屋7選

うっかり終電をなくしてしまったときや、二次会・三次会の候補に迷ったとき、以下の居酒屋を訪れてみてはいかがだろうか?こんなとき、パッと次の店を提案できるとスマートだ。

①新宿駆け込み餃子|肉本来の味をがっつり味わえる

肉汁たっぷりの本格手作り餃子が食べられる居酒屋。24時間営業なので、仕事終わりや飲み会の二次会におすすめだ。

江戸火消をイメージした内装は、紅白の提灯や壁一面を飾る木札など、活気あふれる雰囲気を醸し出している。椅子やテーブルなどのインテリアはぬくもりを感じる木製で、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分にさせてくれるだろう。

焼き餃子や揚げ餃子など、さまざまな餃子を一皿1,000円以内で楽しめて、オーダーが入ってから調理を開始するこだわりぶり。餃子はレンゲにのせて、あふれる熱々の肉汁を吸うように食べるのがおすすめだ。にんにく、ニラを一切使っていないので、肉の味をがっつり味わえる。

他には、餃子入りのチーズタッカルビや、オリンピックのシンボルをイメージした5色の餃子なども用意されている。ここならではのいろいろな餃子を試したくなるだろう。また、馬刺しをはじめとした酒の肴が豊富なので、長居にもぴったりだ。

②中国茶房8 新宿店|24時間営業の本格中華料理店

いつでも本格中華とお酒を楽しめる、24時間365日営業の中華料理店。地下鉄「新宿三丁目駅」の真上に位置し、アクセスは抜群だ。

店内には個室がなく、全110のテーブル席が用意されている。活気あふれる笑い声や話し声が聞こえるオープンな雰囲気は本場さながらだ。カラフルな提灯や雰囲気たっぷりの絵画など、にぎやかな店内装飾がまるで中国にいるかのように感じさせる。

300種類以上の本格中華料理を、一皿1,000円程度から楽しめるのが魅力。チャーハンや麺系のがっつりしたものから、サラダ系やつまみ系まで揃っている。提供される料理はアレンジを加えることなく中国現地の味を完全再現し、日本にいながら本場の味を楽しめるだろう。

名物の本窯焼き北京ダックは、料理人が席まで運び、目の前で切り分けてくれる。味付けに丸2日かけ、鴨の皮を厚めにそぐ本場スタイルで提供できるのは、専用窯を持っている中国茶房8ならではだ。

③blanDouce bar & kitchen|雑居ビルの中にある隠れ家的バー

ビストロ料理とウイスキーが自慢のバーblanDouce(ブランドゥース)は「オトナの社交場」がコンセプトだ。密集する雑居ビルに囲まれた隠れ家的バーは、さながら山小屋をイメージさせる。洞窟にいるかのような琉球石灰の壁に、木のぬくもりを感じる椅子やテーブル。落ち着いた照明は、都会の喧騒を忘れて心安らぐ気分にさせてくれるだろう。

200種類以上のモルトウイスキーをはじめ、アルコールの種類が豊富だ。リクエストすれば、新宿の有名バーで働いていたバーテンダーが好みのカクテルを提供してくれる。経験豊富なシェフの料理も自慢で、人気メニューは牛ハラミのバベットステーキ。6時間煮込んだ特製のマスタードソースをかけて食べるのがおすすめだ。ポテトサラダやピクルスといったつまみ系は、通常サイズとLサイズの両方が選べる。

価格帯はドリンク・フードともに1,000円前後とリーズナブル。一次会でお腹を満たせなかったときや、軽くつまみたいときにも満足できるはずだ。

④肉割烹 肉かぶく|A5ランク黒毛和牛などの高級食材が味わえる

厳選されたA5ランクの日本各地の高級牛肉と、豊洲直送の海鮮を織り交ぜた肉懐石を朝まで楽しめる名店だ。店内は黒や青、赤などシックな色合いでまとめられている。グラスやボトルがきれいに整理されたカウンター席や、ゆったり深く座れるテーブル席で、大人な雰囲気を味わえるだろう。

コースの価格帯は1万円~1万5,000円。やわらかくとろけるような牛肉や新鮮な魚介類を存分に味わうことができ、値段に見合った満足感を得られるだろう。季節ごとにメニューが変わり、冬から春にかけては北海道産のバフンウニやカニ、トリュフなど高級感のある旬の食材が楽しめる。

コースだけでなく、アラカルトでも注文が可能だ。5大シャトーの銘醸からリーズナブルなものまで幅広く用意されたワインとともに、贅沢な時間が過ごせる。

⑤赤い屋台|韓国人にも人気な韓国屋台風居酒屋

日本人だけでなく、韓国人にも人気の高い屋台風居酒屋。店内では韓国語の会話が聞こえてくることも珍しくない。

壁にはハングルが書かれ、レトロなポスターが貼り出されている内装は、本場韓国の屋台をイメージしている。テーブル席のみの店内はワイワイとしたにぎやかな雰囲気で、人気の韓国ドラマ「梨泰院クラス」の舞台のような雰囲気を味わえるだろう。

名物メニューの炭火焼肉はやわらかくジューシーで、どこよりも本場の味を再現している。焼肉のコース+飲み放題メニューは4,000円〜7,000円で、仲間との飲み会やデートにもおすすめだ。サムギョプサルやナッコプセ、テナガダコ鍋などの人気メニューは2,000円~4,000円で楽しめる。チキンやサムギョプサルを、韓国焼酎で流し込もう。

⑥飲食笑商何屋ねこ膳|定食メニューもある、昔ながらの食堂風居酒屋

ご飯もお酒も楽しめる新宿の定食酒場。奥行きのある店内はアルコールを楽しむ客でいつでもにぎわい、昔ながらの大衆食堂を感じさせる。手作りのメニュー表と、壁に多くの猫が飾られている食堂風の内装がどこか懐かしく、ノスタルジックな気分にさせてくれるだろう。

飲食笑商何屋ねこ膳は、店主こだわりの厳選食材を手頃な価格で提供しているのが魅力だ。だし巻き卵や唐揚げ、味噌カツなどの定番メニューは、品揃えが豊富で価格は100円〜400円程度。名物メニューのねこ膳グラタンは、チーズの層を潜り抜けるとなんとカレーとコロッケが控えている。満足感たっぷりの一品だろう。

しっかり食事をしたい人には、定食メニューがおすすめだ。人気メニューのねこ膳ミックス定食は、ボリューミーなのに値段は680円とコスパが高い。朝帰りを決めた日には、地元の人に愛される大衆食堂風の居酒屋に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

飲食笑商何屋ねこ膳

住所:東京都新宿区新宿5-17-1
営業時間:17:00〜7:00
定休日:臨時休業あり
連絡先:03-3200-1710

OFFICIAL SITE
Twitter

⑦つるとんたん 新宿店|上品なうどんが味わえる有名店

「音と食の融合」がコンセプトの、上品でスタイリッシュなうどん屋。居酒屋というよりはレストランだが、朝まで営業しておりアルコールも提供している。店内にはライブスペースがあり、さまざまなジャンルの曲をミュージシャンが披露している。つるとんたんは東京ほか大阪や軽井沢、海外にもエリア展開しており、知名度の高い定番店といえるだろう。

落ち着きのある照明と、麻の葉模様の壁紙に彩られた和風の座席は、店内の高級感を演出している。バーカウンターや半個室のボックス席、個室席でのんびりと食事を楽しめるだろう。

つるとんたん新宿店では、こだわりのうどんをできたてで食べられるのが魅力だ。厳選された食材を、季節や気温によって変化する食感に配慮しながらうどんに練り上げている。人気メニューは「明太子クリームおうどん」、冬季限定メニューなら「蟹クリームのおうどん」だ。また、「ラム肉と冬野菜 火鍋のおうどん」は新宿店限定メニューで、ほかの支店では味わえない。

まとめ:眠らない街で朝まで飲み明かそう

新宿で朝までいられる居酒屋を7店舗紹介した。翌朝までがっつり飲み食いがしたい人も、終電を逃して始発まで時間をつぶしたい人も満足できる店が多いだろう。

上記で紹介した7店舗はいずれも新宿で屈指の人気を誇る。いつ立ち寄っても賑わいがあり、気兼ねなく酒や料理を楽しめるだろう。

店ごとにコンセプトや価格帯、提供している料理がそれぞれ異なるため、お気に入りの店を見つけられるはずだ。「眠らない街」新宿で、朝まで飲み明かしてはいかがだろうか。

文:一條真広

こんな記事もおすすめ