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新宿で飲んだあとに行きたいシメパフェ6選|夜カフェで終電まで時間をつぶそう

新宿3丁目 歌舞伎町 西新宿

ガイド 食べる
カフェ スイーツ ナイトライフ 夜パフェ
DATE : 2022.12.21
飲み会のあと、シメに食べたいものといえば? 夜中に食べるからこそ「こんな時間に食べてしまった…」という背徳感もあり、より美味しく感じられるのが深夜グルメの魅力だ。札幌すすきので始まったとされる、食事やお酒のあとにパフェを食べる「シメパフェ」文化。近年、東京でもシメパフェを楽しめるカフェが増えている。ラーメンや雑炊、チャーハンなどにかぎらず、シメには甘くて美味しく幸せな気分になれるパフェやスイーツはいかがだろうか。

新宿でも飲んだあとのシメパフェが楽しめる

飲んだあとの定番といえばラーメンだが、生乳が特産で冬のアイス消費量が多い札幌では、シメパフェが定番。札幌にはシメパフェを推進する団体もあり、新たな食のムーブメントとして普及に力を入れている。

SNS映えするフォトジェニックさなどから人気が全国に広がり、今では東京有数の繁華街である新宿にも、飲んだあとにシメパフェが味わえる店舗が多くある。旬の食材などを使った甘いパフェで飲み会をシメる文化は、季節を問わず広がりをみせている。

飲んだあとに行きたい夜カフェ6選

新宿には、飲んだあとに行きたくなる夜カフェが豊富にある。夜中であっても気軽にパフェを食べられる店や、雰囲気を楽しみながら夜カフェを堪能できる店まで幅広く紹介しよう。また、休日に早くから飲み始めて早めにシメるのにも、シメパフェはおすすめ。シメパフェを経験すれば、飲んだあとの選択肢が増え、お開きまでの時間を楽しく過ごせるはずだ。

①Roy to Silo(ロイトシロ)/夜中にパフェが食べられる

「夜中でも美味しいパフェが食べられる」をコンセプトに、ゲイカップルが営む小さなパフェ屋。深夜まで営業しているため、退勤後や飲み会のあとにシメパフェを味わえる人気スポットだ。

歌舞伎町の外れに位置しており、店に入るとマスコットキャラクターの2羽のかわいらしいペンギンが出迎える。中心から少し離れているので、繁華街の雰囲気が苦手な人でも立ち寄りやすい隠れ家的な空間だ。1,300~1,500円でパフェが食べられるほか、アルコール類も提供している。

パフェの種類は「タンゴ」「ロイ」「シロ」の3種類。店名の由来にもなっているロイとシロは実在した同性カップルのペンギンから取っており、パフェもペンギンを模したデザインになっている。人気メニューの期間限定パフェは、旬の味覚を毎月味わえ、季節にあわせたデザインも魅力的。

②ブルックリンパーラー新宿/生演奏も聴けるNYテイストのカフェ

ブルーノートジャパンがプロデュースする、音楽と食事を楽しめるNYテイストのカフェ。「人生における無駄で優雅なもの、全部」がコンセプトの店内は、シックで現代風のお洒落な内装だ。店内には2,500冊以上もの本が販売されており、席で閲覧ができる。音楽と食、そして本が融合した空間で、ゆったりとした時間を過ごせるだろう。

ここで食べられるパフェは「サンデー」というNYらしい呼び名だ。ソフトクリームにはジャージー牛乳を使っており、濃厚でクリーミーな味わいが楽しめる。ほかにも、ケーキやブラウニーなどさまざまなデザートが、1,000円以内の手頃な価格で楽しめる。また、創業以来の定番メニューであるハンバーガーもぜひ味わってもらいたい。

雰囲気が抜群なので、デートの2軒目にもいかがだろうか。

③コトカフェ/レトロな雰囲気で極上のシメパフェを

レトロな雰囲気漂う、花園神社横のおしゃれカフェ。「なんだか良いもの、癒しの時間、Happyな時間」を堪能できる、アンティークな空間が広がっている。内装や家具は木を使ったものが多く、自然に包み込まれるような雰囲気を味わえるだろう。

入り口はガラス戸になっており、昼は陽光が差し込む開放的な雰囲気でランチを楽しめる。夜は吊り下げ式の照明が店内を照らし、昼とは一転してムーディーに。パフェやドリンクは季節ごとに限定メニューがある。冬の限定パフェは苺と柑橘をふんだんに使い、あまおうのアイスを求肥で包み込んだかわいらしい一品だ。

また、ガトーショコラ、チーズケーキなどスイーツのラインナップも充実している。お弁当とスイーツのテイクアウトも可能なので、気軽におうちカフェが楽しみたいときにおすすめだ。

コトカフェ

住所:東京都新宿区新宿5-17-6 中田ビル2F
営業時間:日曜〜木曜 11:00〜20:00
金曜〜土曜 11:00〜21:00
※祝前日の日曜は23:00まで営業
※連休最終日は20:00閉店
連絡先:03-6233-7782

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④Head Quarters cafe/気軽に訪れられるたまり場

アメリカやイギリス、イタリアなど多様な文化を取り入れた自由度の高いメニューを堪能できるカフェ。店名には、訪れる人にとって「いつもの場所になりたい」という意味が込められている。小田急新宿ミロード内に店舗を構えているため、ショッピングのあとに気軽に立ち寄れるたまり場である。

こだわりのパフェは「チョコレート&バナナ」と「マンゴー&オレンジ」の2種類。また、ボリューミーで「ふわふわとろとろ」なフレンチトーストや、カリカリでジューシーなチキンプレートが店の名物だ。各デザートや食事は、平均1,200円程度で楽しめる。

ダイニングテーブルでは充電が可能。アルコールメニューもあるので、仲間と一緒にのんびりした時間を過ごしたいときにもおすすめだ。

⑤wired bonbon/新宿駅直結のスイーツ特化カフェ

人気カフェチェーン「WIRED CAFE」の姉妹ブランドに当たる、ヴィーガンスイーツ特化のカフェ。新宿駅直結のルミネ1の6階にあり、帰宅前にふらっと立ち寄るのに最適だ。店内はパステルカラーの装飾が鮮やかで、全体的に明るい雰囲気になっている。

人気メニューは、ヴィーガンカフェでのオーナーパティシエなどの経験を持つ、岡田春生氏プロデュースのパフェたち。どれも100%植物由来の素材を使っているため、シメパフェのギルティさを気にすることなく頬張れる。周りを綿あめで覆った「ボンボンドクレーム」は見た目がフォトジェニックで、SNS映えすること間違いないだろう。

スイーツ系はもちろん、食事系のメニューも用意しており、その多くが植物由来の素材でできている。スイーツで気軽にシメたい人も、がっつり派の人も楽しめる幅広さが魅力だ。

⑥(番外編)但馬屋珈琲店 本店/ネルドリップコーヒーとスイーツの黄金比

番外編として、苦いコーヒーとスイーツで優雅にシメたい人におすすめの店舗を紹介する。創業から50年以上の歴史と伝統がある老舗純喫茶の但馬屋珈琲店だ。店内にはカウンターとテーブル席があり、木目調で統一されたインテリアがレトロな雰囲気を醸し出している。

厳選されたコーヒー豆を特製ネルで抽出した、こだわりのコーヒーはぜひ堪能してもらいたい。名物メニューのテリーヌや珈琲ぜんざいは、コーヒーの苦みが甘さを引き立てる大人のスイーツだ。また、コクの深いコーヒーはどら焼きやアップルパイなど甘いスイーツとの相性もぴったり。

カップ&ソーサーは世界各国から収集されたもので、訪れた人の雰囲気にあったものを選び、提供してくれる。大正ロマンをイメージした空間で「大人のひととき」を過ごそう。

まとめ:飲んだあとは甘々のパフェでシメよう

この記事では、新宿でシメパフェを堪能できる店を6店舗紹介した。今まで飲んだあとはラーメンやごはんものでシメていた人にとって、シメパフェは新たな選択肢になるはず。店内のコンセプトやドリンク・フードのメニューがそれぞれ異なるため、お気に入りの夜カフェが見つかるだろう。新宿で飲んだあとはおしゃれなカフェで、甘々のパフェを食べながら過ごしてみてはいかがだろうか。

文:一條真広

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