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シークレットバーで定期開催。さまざまな価値観が交差する「スナック歌舞伎聴」

歌舞伎町

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イベント ナイトライフ バー ファッション 倉庫0 東急歌舞伎町タワー
DATE : 2024.02.06

東急歌舞伎町タワー地下にある「ZEROTOKYO」。同ナイトエンターテイメント施設のどこかにある隠し扉から入るシークレットバー「倉庫0」では、歌舞伎町と深く関わるゲストを招き、お酒を楽しみながらゆっくり語らう、1日限定のスナックイベントを定期的に行っている。

その名も、「スナック歌舞伎聴」。MASH UP! KABUKICHOがプレゼンツするこのイベントの様子を、少しだけご紹介したい。

<スナック歌舞伎聴コンセプト>

歌舞伎町の声を聞いてみる。もっと耳をそばだてて、ゆっくりと、「聴」いてみる。
こうだと決めつけていたことも、全然違ったり、、面白く感じれたり。。
あんな人だと思っていた人も仲良くなっちゃったり。。発見がたくさんある。
自分の心の声が聴けた気がする。そんな夜。

これまでに、老舗お好み焼き屋「大阪家」の二代目女将・柴本アリサさん、小さな夜パフェ屋「Roy to Silo(ロイトシロ)」、ゴールデン街で“〆ソーメン”の啓蒙活動を行っていたソーメン二郎さんといった、個性的な面々をゲストに迎えてきた。

そして2023年12月16日に開催された最新回では、多くのファッショニスタから絶大な支持を集める歌舞伎町のセレクトショップ「THE FOUR-EYED」のオーナー・藤田佳祐さんがゲストを務めた。

歌舞伎町のセレクトショップ「THE FOUR-EYED」の藤田佳祐さんが1日店長

この日は藤田さんがアンバサダーを務めるブレンデッドスコッチウイスキー「シーバスリーガル」のオリジナルカクテルを提供したほか、日本限定発売、日本産のミズナラ樽が使われた「シーバスリーガル ミズナラ 12年」を使用したことから、店内に茶室に見立てたフォトスポットを設置。フォトスポットに飾られている花は、ゴールデン街の人気店「OPEN BOOK」で働く華道家のしょうまさんが活けたものだった。

藤田さんはセレクトショップのオーナーであると同時に、フォトグラファーとしても活躍している。ということでこのイベントでは特別に藤田さんによるスナップ撮影も行われた(当記事掲載の写真はすべて藤田さん撮影のもの)。 このように、ゲストによってイベントの内容が異なってくるのも「スナック歌舞伎聴」のおもしろさだ。

集うお客さんたちはさまざまだ。今回でいうと、倉庫0の常連客やTHE FOUR-EYEDのファンはもちろんのこと、藤田さんを慕う学生や長年の友人、ZEROTOKYOのDJや遊びに来たついでに通りかかった人たちなども。ゲストを求心力に、入れ替わり立ち替わりといったように人が訪れた。

小さなバーの中で多様な価値観が交わり、人々がそれに耳を傾ける。「スナック歌舞伎聴」の醍醐味といえるだろう。

ここでどんな会話が交わされ、どんな価値観に触れられるのかは、ぜひ実際にイベントへ足を運んでご自身で体感してほしい。次回は一体どんな夜になるのか、倉庫0のInstagramをフォローしてお待ちを。

写真:藤田佳祐(THE FOUR-EYED)
文:MASH UP! KABUKICHO編集部

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