じょいっこ
新宿生まれ新宿育ちのスパイス系セカイめし愛好家。読んで見て楽しいエンターテインメントな食レポを目指し、noteにてカレー、スパイス、世界の料理、愛のポエムを2019年から4年間毎日更新。
メニュー100種類以上!本格的な【タイ料理】に挑戦できる|バンタイ
JR新宿駅東口から徒歩約5分、歌舞伎町一番街のアーチをくぐってすぐのところにある「バンタイ」。100人収容のゆったりとした空間で、タイの文化や香り・味が存分に堪能できる。肉・魚介の炒め物や麺類を中心に、本格的なタイ料理100種類以上がラインナップ。
ドリアンアイスなどのデザートや、タイ米スピリッツ「カオ・キャラット」を使ったカクテルなどのアルコール類も豊富。ランチはスープ・サラダ・デザート付きで700円からと、極めてリーズナブルだ。
<じょいっこさんのおすすめコメント>
歌舞伎町周辺にはタイ料理店がたくさんありますが、その中でも美味しいと感じたのがこちらのお店。
大人の繁華街の入り口にあるので入るのに少しドキドキしてしまいましたが、店内はタイの雰囲気満点でメニューも豊富! 創業30年以上の本格的タイ料理レストランの実力を感じずにはいられません! ランチは良心価格で楽しめますよ。
手の込んだ豊富なおかずからチョイス【ジャワ料理】|MONGGO MORO
副都心線新宿三丁目駅から徒歩5分の新宿通り沿いにある、インドネシアのジャワ料理店「MONGGO MORO(モンゴ モロ)」。1階の正面奥にあるショーケースからメインのおかず1品を選び、その他お任せの副菜が3品つく「ナシチャンプル」をオーダーするスタイルだ。
好みのおかずを追加したい場合は、1品350円からナシチャンプルに追加できるそう。2階の客席は終日インドネシア人の若者をはじめ、観光客など多くの人たちで賑わっている。レジ横では現地のお菓子も販売しているので、お土産にするのもいいかもしれない。
<じょいっこさんのおすすめコメント>
インドネシア料理店はいろいろありますが、新宿でジャワ島の雰囲気を実感できる空間と言えばここ! 同胞の方々が多く集まり日本だということを忘れさせてくれます。
ショーケースにずらりと並ぶ惣菜は圧巻! 選んでオーダーするのが何ともたのしい。日本語が喋れるスタッフが説明してくれるので気になることがあったら質問してみてね。
ほっとする店内で刺激的な食体験【南インド料理】|COCHIN NIVAS
都営大戸線・西新宿五丁目駅から徒歩5分の住宅街にある「COCHIN NIVAS(コチン 二ヴァーズ)」。週替わりのランチは、バスマスティ米を使ったカレーを中心に5種類ほど。さらに、ディナーメニューには50種類以上の本格インド料理と40種類以上のドリンクが並ぶ。
動物性油脂不使用のインドのディニッシュパン「パラタ」や小麦全粒粉と塩のみが原料の「チャパティ」など、ナン以外のパンも味わえる。質の良いスパイスと食材で作られた繊細なインド料理が楽しめる店は、他にはなかなかなさそうだ。
<じょいっこさんのおすすめコメント>
西新宿の静かな場所に突如現れる本格的南インド料理店。コンパクトなお店ですが実力派シェフの美味しいインド料理を堪能できます。手作り感ある店内や手書きのメニューなどほっこりとした雰囲気も魅力。
カレーも美味しいですが、夜のサイドメニューも他店とは違う独特な味わいで面白いですよ。ここを知ってたら通だと思われることでしょう(笑)
日本人の味覚に合うエスニック料理といえば!【ネパール料理】|Pa Village オオクボ
JR山手線・新大久保駅から徒歩4分(総武線大久保駅から徒歩1分)の路地裏にある「Pa Village(パビレッジ)オオクボ」。ネパールの定食「ダルバート」をはじめ、カジャ(軽食)のセットやネパール風蒸し餃子「モモ」、マトンを使ったおつまみなど、ローカルなネパール家庭料理が食べられるお店だ。
食事のメニューは厳選されているものの、スパイスやハーブの効いたスイーツやアルコール類などドリンクの種類も豊富。3種のフレーバーの水タバコも楽しめるので、カフェタイムにチルアウトするのもおすすめ。
<じょいっこさんのおすすめコメント>
大久保~新大久保には約30軒ほどのネパール料理店がありますが、その中でも美味しくて気に入っているのがこちらのお店。メジャーなお店ではないですがお店の人も親切でネパール料理初心者でも入りやすいかと思います。まずはダルバートから楽しんでみてね。
ネパール料理店では珍しくスイーツも充実しているので、揚げたて熱々のジェリプリもぜひ試してみてほしいです。
味も見た目もダイナミックな【バングラデシュ料理】を堪能|SARSINA HALAL FOODS
JR山手線・新大久保駅から徒歩4分の、路地に入った閑静な場所にある「SARSINA HALAL FOODS(サルシーナハラルフーズ)」。日本では珍しい、本格的なバングラデシュ料理を提供している店だ。
メニューは黒いドライタイプのカレー「カラブナ」や、バングラディッシュの国民食である水ごはん「パンタバート」など、日替わりで常時6〜7種類がラインナップ。カトラやナマズなどの魚をほぼ丸ごと揚げたボリューム満点の定食や、高級なチニグラ米が使われたテハリ(ビリヤニ)も人気だ。
<じょいっこさんのおすすめコメント>
メイン通りから一本入った裏道にある隠れ家。店内に足を踏み入れれば異国へとトリップできます。ハラルショップ併設レストランにもかかわらず本格的なバングラデシュの家庭料理を提供。日本では珍しいバングラデシュの魚や野菜を味わえるのが魅力です。
ほかのバングラデシュ料理店は穏やかな味が多いですが、ここはパンチが効いた味わいでボリュームも満点! 辛さや量、食後のチャイの甘さなど調整できるのでスタッフに希望を伝えてね。
新宿でエスニック料理愛を深めよう
自分のあまり知らない国の文化を感じながらの、刺激的な味覚体験。これらのお店に足を運んだ際には、ぜひ店員さんとの交流も楽しんでほしい。隠し味のスパイスや料理のルーツを聞くなどすれば、よりエスニック料理愛が深まるに違いない。
文・写真:朝倉奈緒