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灼熱の新宿をさらに熱くする路上ライブ!『Kabukicho Music Live Vol.6』

歌舞伎町

コミュニティ
Kabukicho Music Live イベント 音楽
DATE : 2023.07.28
2023年7月11日(火)、12日(水)の二日間、歌舞伎町シネシティ広場にて『Kabukicho Music Live Vol.6』が開催された。路上ライブシーンが盛り上がりを見せるなか、その聖地ともいえる新宿で行われているこのイベント。初の平日二日間の開催となったが、仕事や学校を終えて駆けつけた人や通りがかりの旅行者など、さまざまな人々を巻き込んで大きな盛り上がりを見せた。

歌舞伎町シネシティ広場がお祭り状態に

桜木こと

日本一のアイドルグループを目指して精力的に活動している4人組「BABY-CRAYON~1361~」(ベイビークレヨン)のメンバーでもある桜木こと。グループではメインボーカルを担当しながら、ソロ活動やアパレルブランドのモデルを務めるなど、幅広く精力的に挑戦している。「みなさん暑いなか集まっていただいたので、夏を感じられる曲を」と、aiko「花火」のカバーからライブはスタート。リズムに合わせて体を揺らす人、手拍子する人、カメラやスマホで写真を撮る人、動画を撮る人と、集まったオーディエンスはそれぞれのやり方でライブを楽しんでいる。2曲目のado「私は最強」のカバーでは、ステージ真後ろの東急歌舞伎町タワーの階段に腰掛ける人からも大きな声援が飛んだ。

観客に水分補給を促すためにペットボトルの水で乾杯したあとはバラードタイムへ。秦基博「ひまわりの約束」、HY「NAO」、SEKAI NO OWARI「サザンカ」をしっとりと歌う。ZONE「secret base~君がくれたもの~」が披露されると、桜木のメンバーカラーである赤のサイリウムを振る観客も。日が暮れつつある風景と相まってノスタルジックな雰囲気に包まれた。続いては、「アイドルがカバーするアイドル曲」の大定番、Buono!の「初恋サイダー」。この日は歌舞伎町シネシティ広場に隣接するライブハウス、Zepp Shinjuku (TOKYO)とShinjuku BLAZEでもアイドルのライブが行われており、その入場列に並ぶアイドルファンたちもたまらず桜木に向けてコールを飛ばし、非常にアイドル濃度の高い空間になっていた。最後はベイビークレヨンの代表曲「Todoke!」を披露し、真っ直ぐな歌声とメッセージを、タイトル通りしっかりと届けた。

「普段通っているような場所に、こんなステージまで作っていただいて、私が一人で出演するとは思っていなかったのですごく嬉しかったです! 私が届けたい音楽を通りすがりの人にも聴いていただけるので、素敵なイベントですよね。ベビクレ(ベイビークレヨン)の曲は聴いてくれる人の背中を押すような曲が多いですけど、今回は背中をさするというか、隣にいるような曲を歌いたいと思ってカバー曲を選びました。今年の5月にはグループでZepp Shinjuku (TOKYO)ワンマンをやらせていただいて、10月にはZepp Haneda (TOKYO)で2周年のワンマンがあるんです。その後には全国ツアーもありますし、まずはZepp Haneda (TOKYO)を満員にしたいです!」

桜木こと

2001年生まれ。静岡出身。
石綿日向子プロデュースグループ「BABY-CRAYON~1361~」のメインボーカルを務める。
華奢な身体とかわいい顔からは想像できないパワフルな歌声の持ち主。初の路上ライブでは150人以上の人を集め、SNSに「可愛いすぎる」と投稿した写真が万バズりし注目を集める。
9月からグループの全国ツアーがスタートし、2023年10月16日(月)にはグループ結成2周年ライブをZepp Haneda (TOKYO)で開催予定。

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RAKURA

福岡県出身、20歳のシンガーソングライターRAKURA。2020年に若干17歳でメジャーデビューした才気溢れる彼女は、登場するや否やディズニーアニメ『モアナと伝説の海』の主題歌でもある屋比久知奈「どこまでも ~How Far I’ll Go~」をカバー。高い歌唱力と世代を問わない選曲で、通りかかった人々の耳を早々に奪った。「こんばんは! Hello everyone!」と流暢な英語を交えて挨拶すると、阿部真央「貴方の恋人になりたいのです」、aiko「花火」を披露。普段は他人の曲をカバーすることはほとんどないが、公認の路上ライブということで多く準備してきたそうだ。「花火」の途中、あまりの暑さにスピーカーからの音が途切れ途切れになるというトラブルが発生しても、観客からの手拍子でなんとか最後まで歌いきり、復旧中も「暑い! 楽しい!」とコールアンドレスポンスで盛り上げた。

カバーだけでなく、もちろん自身の曲も披露。アニメ『名探偵コナン ゼロの日常』のオープニングソングに起用された「Shooting Star」はジャジーでアダルトなダンスナンバーで、広場が一層と夜の雰囲気に包まれる。ニューウェーヴィーな「Shinjuku no Nekomae」は、新宿駅東口広場の向かいにあるクロス新宿ビジョンの公式テーマソング。3Dの巨大猫の映像とともに耳にしたことがある人も多いだろう。この日も「あ、この曲知ってる!」と声が上がっていた。幼い頃から自分を支えてくれた母への思いを「the song」で、そしてこれからも困難に立ち向かっていくアティチュードをRachel Platten「Fight song」で示し、ライブを締めくくった。

「警察に止められない路上ライブが初めてなので、すごく気持ちよく、のびのびとできました。新宿にはちょっと大人なイメージがあったのですが、観てくれたみなさんが暖かくて、テンションも高くて、私も楽しめました。みなさんのおかげです。路上ライブはセッティングも自分でするので、トラブルもあるんですけど、その分お客さんとのコミュニケーションが近いんです。閉鎖的じゃなくてオープンなので、みんなの気持ちが集まりやすいですよね。今後は海外でもライブしていきたいと思ってます。このZepp Shinjuku (TOKYO)でもライブしたいです!」

RAKURA

福岡県出身。20歳のR&Bシンガー。
2020年11月、17歳の時に「Unforgiven」でデビュー。ジャンルレスな楽曲は、国内のみならず海外からのファンも多く獲得している。
新宿駅前の巨大猫で話題となったクロス新宿ビルのテーマソング「Shinjuku no Nekomae」や、アニメ『名探偵コナン ゼロの日常』オープニング主題歌「Shooting Star」をリリース。

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眉村ちあき

6回目にして最も多いと思われる人数のオーディエンスが歌舞伎町シネシティ広場に詰めかけ、眉村ちあきの登場を心待ちにしている。35℃に迫ろうかという気温に観客の高揚感が加わり、サウナの如きムンムンとした熱気が充満していた。今回のスペシャルゲスト、弾き語りトラックメイカーアイドルである眉村ちあきがステージに上がり、サウンドチェックで「ビバ☆青春☆カメ☆トマト」を軽く歌うと早くも大合唱が起こる。活動をはじめて間もない頃、この広場で路上ライブをし、そのままファンとハンカチ落としをして遊んでいた眉村ちあき(なので眉村ファンからは「ハンカチ落とし広場」と呼ばれている)。約5年ぶりの凱旋に「ただいまーーー!!!」とライブスタートを高らかに宣言した。

1曲目「顔面ファラウェイ」から超ハイテンション。スピーカーの調子が悪く、バックトラックの音が出なくなってもギターと声の生音だけで歌い進めていく。「この朝を生きている」ではトラックが復活し、「よっしゃー! これで踊り放題だ!」とギターを置いてハンドマイクでさらにハイテンションに。「カップヌードルPRO」のCMにも使われている「顔ドン」では打点の高い開脚ジャンプを何度も跳び、自分の名前が書かれたフラッグを剥ぎ取ってブンブン振り回しながらデスボイスでヘッドバンギング。ハンカチ落とし広場でファンと遊んでいたときに、終電が近くなりだんだん帰っていくファンの背中が許せなくて書いたという「本気のラブソング」に続き、即興トラックメイキングを披露。桜木ことやRAKURAの楽曲もサンプリングした。

曲展開がプログレッシブな「Individual」の途中にはファンに騎馬を作らせてそれに乗って広場を縦横無尽に練り歩きながらチラシを配り、「旧石器PIZZA」では広場全体を巻き込んだシンガロングが起こる。狂乱のフェスティバル状態だ。「誰かの心に一曲でも届いたらいいなと心底バチ思ってるから気をつけて生きててね」という言葉のあとに歌われたのは「大丈夫」。身体の底からエコーションが湧き出るような歌に、街全体が震えているような瞬間だった。

「眉村ちあきの活動をはじめた2年目くらいからこの広場でライブをさせてもらって、ライブがない日もファンを呼んで「どんじゃんけん(ドン!じゃんけんぽん)」やったりしてました(笑)。あの頃と街の感じもちょっと変わって、時代が過ぎていくのを感じて、『これが若者じゃなくなる気持ちか』って。『昔はこうだった』って言わないように気をつけなきゃ(笑)。たまたま通りかかった人とか、海外からの旅行に来た人とか、そういう人は手を振ってくれるんですよ。その人を仕留めようと思っていっぱい振り返そうとしたら、ギター弾きそびれて演奏に支障が出ました。5月くらいから海外でライブする機会もいただいて、8月には台湾に行くんです。言葉が通じなくても魅了できるようなパフォーマンスを目指して、最近はビヨンセのライブ映像をめっちゃ観てます。近々お尻プリプリで登場するかもしれません(笑)。」

眉村ちあき

高い歌唱力に加えギターを弾き語りするスタイル、ユーモアのあるサンプリング、トラックメイクの技術、明るく自由奔放なキャラクターで大注目の弾き語りトラックメイカーアイドル。
はじめまして松尾ですとのタッグでも話題の日清食品「カップヌードルPRO」TV-CM、TVアニメ『ちみも』オープニング主題歌、昨年4月からはTOKYO FMのパーソナリティを担当するなど、精力的に新しいことへのチャレンジを続けている。
5月7日にアルバム『SAI』発売、そして5月21日からは全国ツアー「CHIAKI MAYUMURA Tour “一切合 SAI”」を開催。12月8日には恵比寿ガーデンホールでツアーファイナルが決定!

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