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歌舞伎町の新しいカルチャーが芽生える瞬間!『Kabukicho Music Live Vol.5』レポート

歌舞伎町

コミュニティ
Kabukicho Music Live イベント 音楽
DATE : 2023.07.21
2023年6月16日(金)、17日(土)の二日間、歌舞伎町シネシティ広場にて『Kabukicho Music Live Vol.5』が開催された。路上ライブシーンが盛り上がるなか、その聖地ともいえる新宿で行われているイベント。路上ライブの模様をアップし続け、約30万人の登録者をもつYouTubeチャンネル「MOTCHAN NO HEYA - もっちゃんの部屋 -」の協力も得ながら、新しい歌舞伎町のカルチャーとして定着しつつある路上ライブの様子をレポートしたい。

街行く人々が思わず足を止める熱演

しおんあい

コロナ禍の数年を取り戻すかのように、歌舞伎町には国内はもとより世界中から人々が集っている。大勢の人々がシネシティ広場を行き交うなか、トップバッターを飾るのは鹿児島県霧島市出身のシンガーソングライターしおんあい。アコースティックギターを抱えて登場すると、独特のハスキーボイスで「Just be yourself」「夜が明けるまで」を続けて披露。4月に開催予定だった本イベントに出演するはずが雨で中止になってしまったので、「やっと来れたよ、新宿!」とリベンジマッチのテンションも高い。

16歳で上京したころの「疲れたな、何をしているんだろう」という思いを込めた「私の街」を歌い、続いては「私をはじめて観る人も多いと思うので」と、ハナレグミ「家族の風景」、マカロニえんぴつ「恋人ごっこ」をカバー。会場の背後に位置する東急歌舞伎町タワーの階段に座っている人々からも声援が飛んだ。「自分にとっても大事な曲」とGLIM SPANKYの「大人になったら」を感情をのせて披露。最後は5月10日に配信リリースされたばかりの「踊れや遊べ」。悩んでいる友人の背中を押すために作られた、和のテイストが盛り込まれたエモーショナルな楽曲で締めくくった。

「歌舞伎町は普段あまり来ないので、新鮮な気持ちで歌えました。夜の街のイメージがあって、上京したてのころは怖いもの見たさでたまに遊びに来ていたんですけど、コロナになってからはめっきりで。すごくきれいになりましたよね! 先入観をなくせば、全然来やすい街だと思います。ライブハウスも多いし、人も集まりやすいから、もっと歌舞伎町でライブをやりたいですね。今年はあと2、3曲発表する予定で、まずは7月にリリースします。Zepp Shinjuku (TOKYO)にも出たいし、配信だけじゃなくリアルな活動をどんどん増やしていきたいです」

しおんあい(sion ai)

1999年4月 鹿児島県霧島市出身
歌声、言葉、サウンドが心に刺さる。
デジタルとリアルの境界に彷徨う魂を歌う。
新世代のマルチ・ミュージック・クリエイター。
10代後半そして20代前半と、その世代の大半が共感するであろう様々な悩みを潜り抜け
生まれた言葉で綴られた歌詞。
それを表現する、唯一無二、存在感溢れるヴォーカル。
TikTokの総再生回数が1800万回を突破。
昨年、招聘された独でのステージも大成功をおさめ、今年も招聘が決定。
今年一層の飛躍が期待される。

HP
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砂月凜々香(IDOLATER)

続いての砂月凜々香は、ASOBISYSTEMのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」に所属しているアイドルグループ「IDOLATER」のメンバー。歌唱力が評価され、テレビ東京「THEカラオケ★バトルU-18歌うま甲子園」や日本テレビ「ものまねグランプリ」にも出演。また、スロット(ジャグラー)を筆頭にギャンブルが好きで、「歌が上手すぎるギャンブラー」という異名を持つ、歌舞伎町にぴったり(?)なシンガーだ。

シェネル「君に贈る歌~Song For You」、BAK「パラレルワールド」などのカバーをはじめ、パワフルなボーカルがビルの合間に響く。東急歌舞伎町タワーの大型スクリーンに自分の姿が映し出されると「おお! あそこに映っとぉ!」と大喜び。久しぶりのソロライブに緊張しながらも、オリジナルの「金木犀」や「アオイ」を堂々と歌い、「THE カラオケ★バトル」に出演するきっかけとなったクリス・ハート「I LOVE YOU」も披露。段々と風が強くなるなか、最後にAdoの「風のゆくえ」を歌い上げ、普段のアイドルではなく一人のアーティストとしての姿を見せた。

「この広場でのライブは見ていたので、憧れの場所で歌えてうれしかったです! どんどん人も集まってきましたし、歌いやすかったですね。漠然と歌舞伎町はお酒を飲んでいる人が多いのかなと思っていたんですけど、若い人もいっぱいいるし、年齢層が幅広いですよね。ソロとしては令和の宇多田ヒカルさんを目指しているので、いつかドームライブをやってみせます! IDOLATERとしても7、8月はたくさんライブがあるので、ぜひ観に来てほしいです。Zepp Shinjuku (TOKYO)でも先日ライブをやらせてもらって、とても広いし音も最高だったんです。ソロでもぜひライブをしたいです!」

砂月凜々香

福岡県出身22歳砂月凜々香です。
切ない掠れた泣きハスキーボイスが武器で、色んなジャンルの曲を歌います!
今はIDOLATERとしてグループ活動をしています!アイドルの私もソロの私もいろんな私のギャップを見つけてもらえたら嬉しいです!

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ナギサワカリン

「明日を生きる全ての不器用達へ、世界に稲妻の歌声を」をモットーに掲げて活動するシンガーソングライターのナギサワカリン。この日はなんと、東急歌舞伎町タワーと歌舞伎座タワーを勘違いして東銀座に向かってしまったそうだ。途中で気づき、息を切らせながら会場に到着。しかし、ギターを鳴らして歌い出すと、一瞬で風景がナギサワカリン色に染まっていく。矢継ぎ早に歌いながら、MCではお笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀ばりに「こーんにちわーー!!」と大声で挨拶。海外からの旅行者と思しき見物客にも流暢な英語で語りかけていた。

ブルーハーツ「青空」のカバーや、真夜中の路上ライブを描いた「週末路上ヒロイン」、そして「シーサイドドーナッツ」では観客とのコールアンドレスポンスや振り付けでグイグイと盛り上げていく。昨年公開された映画『グッドバイ、バッドマガジンズ』の主題歌に抜擢された「パレード」は、会場全体が息を呑むように聴き入った。「ありのままで生きるのって難しいじゃないですか。等身大のままじゃいられないからこうやって歌っているんですけど、立ち止まって聴いてくれる人もいるし、用事があるから行っちゃう人もいて。少しでも私の歌があなたのためになればいいと思います。都合よく私の歌を使ってください。また会いましょう」と語り、「ヒカリ」「スポット」の2曲を歌い切って幕を下ろした。

「思った以上に声が響く場所で驚きました。観光客の方も多いし、はじめて私を観てくれる人が多い場所で歌えて本当にありがたいです。ライブをはじめて間もない頃、なかなか上手くいかないことも多くて、ライブ帰りに泣きながら歌舞伎町を通ったこともあって(笑)。新宿LOFTでライブしたときも動員がなかなか増えなくて、泣きながら歌舞伎町のカフェで打ち合わせしたりしました。だから、今日のライブはちょっと感情的になったかもしれないですね。MCも言葉に詰まっちゃったり。歌舞伎町で遊んでいたけど疎遠になった友達もいるし、出会いと別れが多い街だと思います。少しでも私のことを知ってほしいので、ライブにぜひ足を運んでほしいです。」

ナギサワカリン

埼玉県出身。
語学留学でオーストラリアへ渡り、その後大分の大学に進学し卒業してから、音楽を始める。
2022年、 初流通盤 1stEP『君を待っている』をリリース。
Eggs Choces週間ランキングで初登場にして1位を獲得。
JUNE ROCK FESTIVALをはじめ様々なイベントに出演し、新宿LOFTにてワンマンを行う。映画 『グッドバイ、バッドマガジンズ』の主題歌に抜擢され話題となる。

「明日を生きる、全ての不器用達へ。」を掲げ、歌い続けるシンガーソングライター。

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