新・歌舞伎町ガイド

エリア

FOLLOW US:

気持ちのいい風が吹く、一年で一番の路上ライブ日和! Kabukicho Music Live vol.18

歌舞伎町

コミュニティ
Kabukicho Music Live イベント 音楽
DATE : 2024.07.17

雨雲も手出しできなかった幸せな空間

天音

「みなさんこんにちは、天音です! よろしくお願いしまーす!」とシネシティ広場の360度に向かって大声で呼びかけてライブスタート。最初の曲はTikTokで歌唱動画がバズったという、みきとP「ロキ」のカバー。背後の大型ビジョンに映しているカメラに目線を送りつつ手を振ってアピールしながらのパフォーマンス。続いてはテレビ番組でも披露した米津玄師「Lemon」、ゲーム『メメントモリ』の作中曲「Ash Pile」を披露。歌いながら、ステージの裏側で聞いている人々にも「前で聞いていってね!」と呼びかける。

自身で作詞作曲した疾走するロックチューン「消さない」を歌うと、アニソンカバーゾーンに突入。羊文学「more than words」、Yama「色彩」、高橋洋子「魂のルフラン」を立て続けに歌い、会場も大いに盛り上がった。爽やかなポップソング「New jeans」のパフォーマンスには「かわいい!」の声も。原口沙輔feat.重音テト「人マニア」をカバーし、最後は中学2年生ではじめて作ったオリジナル楽曲「lights a bright」をオーディエンスの手拍子に合わせて跳ねながら熱唱した。

「めちゃめちゃ楽しかったです! みんな暖かい表情と身振り手振りで聞いてくださって、すごい楽しめました。最初よりもどんどん足を止めてくれる方が増えて、うれしかったです。ステージから後ろを振り返っても、カメラを持って見てくれている方もいて、思わず『前で見なよ!』って言っちゃいました。街中だから、普段は見に来れないような方がすごい多いなかで、そういう方々にもどうやったらいいと思ってもらえるかという挑戦もあったステージだったんですけど、今日はその点をクリアできたんじゃないかと思います。今日足を止めてくださった全員が、お金を払ってまた観たいと思ってくれるようなシンガーになっていきたいです!」

天音(あまね)

SNS総フォロワー数約12万人。YouTubeでの出演動画の総再生数は約5,500万回。アカペラグループ「ハイスクール・バンバン」でハモネプリーグ2019準優勝。2023年3月にグループとしての活動を終了し、以降はソロシンガーとしてゲーム音楽等の歌唱担当を務める。2023年9月にリリースした初のソロシングル「輝きたくて」をきっかけに“歌詞を演じるシンガーソングライター”として活動。

 

X

Instagram

TikTok

YouTube

somei

今にも雨が降り出しそうな分厚い雲に向かって「がんばって!」と祈りながら、アニメ『デキる猫は今日も憂鬱』のオープニングテーマ「憂う門には福来たる」を歌うと、1曲目から大歓声が上がる。続けざまに新曲「りふれいん」、「IF」、そして揺蕩うようなスローテンポの「六畳夢想」を披露。アニメ『僕らの雨いろプロトコル』のコラボカフェにいった話から、そのエンディングテーマ「Another Complex」を歌う。

久しぶりに歌うという「キミノネイロ」をはさみ、ギターを置いてオーディエンスと一緒にダンスしながら「LiFE」をパフォーマンス。再びギターを手にし、「夜の街っぽい曲を」と歌われたのは「憂う門には福来たる」のカップリング「サイバーパンク」。「みなさんにいい週末を!」と呼びかけて、1曲目の「憂う門には福来たる」をリプライズ。なんとか天気がもった空にも拍手を送りながらステージを降りた。

「とても気持ちよかったです。雨もなんとか降らずにいてくれて。私は雨女なので、雨雲を連れてきちゃったかなと思ったんですけど、ギリギリ保ってくれました。あっちを見てもこっちを見ても360度お客さんがいるので、ちょっとびっくりしましたが、視線が楽しいし新鮮でした。歌舞伎町は、何かうちに抱えているものが多そうな人が歩いているイメージだったんです。でも、今日はみなさん楽しそうで、遠くから見ている人も手を振ってくださったり、前向きに楽しみに観に来てるんだなと感じました。デビューしてもうすぐ1年なのですが、まだまだひよっこなので、かっこいいアーティストになれるように、武道館を目指して頑張りたいと思います」

somei(そめい)

東京都出身。10月28日生まれ。名前の由来は、「移りゆく季節に寄り添うソメイヨシノのように、沢山の表情を持ち多くの人の瞬間に寄り添えるアーティストになれるように」という意味を持つ。様々な人・想いに寄り添いながらも、等身大の日々を歌うシンガーソングライター。2023年夏、ソニーミュージックグループ『ミュージックレイン/MiCLOVER』より、1stシングル「憂う門には福来たる」にてメジャーデビュー。

 

official

X

Instagram

TikTok

YouTube

鈴木萌花(AMEFURASSHI)

4人組ガールズ・グループAMEFURASSHI(アメフラッシ)のメンバーとして活動する鈴木萌花。「最後まで楽しんでいきましょう!」と宣言し、DISH//「猫」、wacci「恋だろ」と路上ライブの定番ナンバーを弾き語る。平日には観に来られない人も含めて大勢集まったオーディエンスに向かって、最大限の笑顔を振りまいていた。コレサワ「この恋はスクープされない」、森七菜「スマイル」と披露し、AMEFURASSHI「One More Time」をソロで歌唱。

海外からの観光客も多い場所柄を考え、One Direction「Last First Kiss」、Taylor Swift「We Are Never Ever Getting Back Together」と英語詞の曲を歌うも、「(発音が)違っても許してください」と弱気発言。観客も釣られて笑っていた。「路上ライブは楽しくやってます」とリラックスしながら、マカロニえんぴつ「なんでもないよ、」、椎名林檎「丸の内サディスティック」を歌い、続いて自身が作詞した「なんだったんだろう」を聞かせる。最後は「明日の幸せ」で会場をハッピーな空気で満たし、菅田将暉「虹」をワンコーラスだけ歌うことで夜の余韻を残していた。

「いつものストリートライブの雰囲気もありながら、ステージもビジョンもあって、普段のソロライブとストリートの中間みたいな不思議な感覚でした。緊張もしたんですけど、この曲だとこういう方が集まってくれるんだとか、意外なことも知ることができたので、すごく勉強にもなりました。海外からの方も多いだろうと思ったので、英語詞の曲もやったんですけど、発音が気になっちゃって(笑)。でも笑顔で聞いてくれていて、優しくて温かいなと思ってすごく嬉しかったです。普段はグループで活動しているので、ソロは自分しかいなくて助け合えないからすごく怖くて不安なんです。いつもメンバーに頼ってるので。だけど、一人で選曲もして、ステージ上で全部自分だけでやり終えると、すごく達成感もあるし、楽しいんですよね。ソロライブは自信にも繋がるし、自分の新しい面を知ることもできるんです。ファンの方の温かさもすごく感じます。最近はソロのオリジナル曲を作っていないので、誰かとコラボして作ったりできたらいいなという気持ちもあります」

鈴木萌花(すずきもえか)

2002年2月5日生まれ。スターダストプロモーション所属の4人組ガールズ・グループ「AMEFURASSHI(アメフラッシ)」のメンバー。ギターが好きで、路上ライブを開催したり、様々なギターイベントにも出演。これまで2度の弾き語りソロライブ「M’s CAFE」を吉祥寺 STAR PINE’S CAFÉで開催。

 

AMEFURASSHI

・Digital Single『イニミニマニモ』配信中

・9月 NEW AL『Flora』リリース

・AMEFURASSHI Live ”Flora” chapter one
8月24日(土)梅田 CLUB QUATTRO open 16:30 / start 17:00
8月25日(日)名古屋 CLUB QUATTRO open 16:30 / start 17:00
8月31日(土)福岡BEAT STATION open 15:30 / start 16:00

・AMEFURASSHI Live ”Flora” chapter two
9月16日(月・祝)LINE CUBE SHIBUYA open 16:00 / start 17:00

 

X

Instagram

TikTok

TikTok

イベント情報

日時:2024年6月14日(金)18:00~/6月15日(日)18:00~

場所:歌舞伎町シネシティ広場(東京都新宿区歌舞伎町1丁目19番先)

入場:無料

出演アーティスト:

【6/14】海羽/Tam Yos Ten/丸山純奈
【6/15】天音/somei/鈴木萌花(AMEFURASSHI)

主催:東急株式会社、株式会社東急レクリエーション

後援:新宿区

協力:株式会社TSTエンタテイメント/MOTCHAN NO HEYA – もっちゃんの部屋 –

TikTok Live:@kabukichomusiclive

text:張江浩司

photo:落合由夏

こんな記事もおすすめ