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新宿の謎解き&脱出ゲームで物語に没入体験。“遊べる街”の注目アミューズメント

大久保 新宿3丁目 歌舞伎町 西新宿

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アミューズメント
DATE : 2024.03.06
新宿はアミューズメント施設に溢れる“遊べる街”だ。昔から定番のゲームセンターにカラオケ、ボウリングにバッティングセンターなどジャンルはさまざまだが、近年人気なのがいわゆる「謎解きゲーム」などと呼ばれる、体験型イベントの施設である。

ひとりでじっくりトライするのも楽しいし、仲間ら数人で知能を集結すれば結束力が高まってこれまた面白い。新宿でも急増中のスポットから、おすすめとそれぞれの特徴を紹介しよう。

仲間とダンジョン深部に挑む|THE TOKYO MATRIX

2023年4月に開業した「東急歌舞伎町タワー」の4階にある、ミッション攻略型のアトラクション施設が「THE TOKYO MATRIX」だ。ユーザーは、まず2人または3人でパーティーを結成。力を合わせながらモンスターを倒し、アイテムを探したりトラップをかいくぐったりしながらダンジョンを攻略するのがミッションだ。

©Sony Music Solutions Inc. All rights reserved.
©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
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©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
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2025年1月までは、大人気アニメ「ソードアート・オンライン」の世界を舞台に、主人公・キリトとアスナを“討伐する”ためにクエストに参加し、ダンジョンの深部にいる2人との対決を目指すアトラクションが開催中。予約なしでも楽しめるので、まずは東急歌舞伎町タワーに足を運んでみよう。

リニューアル!多才な謎解きゲームから選べる|東京ミステリーサーカス

国内外で人気の「リアル脱出ゲーム」を運営するSCRAPが、世界初で国内最大級の“謎”がコンセプトのテーマパークとして2017年に開業したのが「東京ミステリーサーカス」だ。場所は東急歌舞伎町タワーの目の前にあり、新宿駅からも徒歩7分程度でアクセスできる。

施設内は地下1〜地上4階と広大で、複数のミステリーゲームや体験型イベントなどが満載。常時10以上もある多彩なコンテンツは、約10分の気軽な謎解きから2時間程度の本格派まで幅広く、中にはタレントやマンガなどとのコラボレーションも。

2024年2月には、1・2階のフロアを全面リニューアル。謎解きなどを楽しむ施設というと一般的に密室感があり立ち寄りにくい雰囲気があるが、ガラス張りの外観で中の様子がわかるため、初心者でも気兼ねなく立ち寄りやすくなった。カフェ&バーやお土産を購入できる場所もあり、脱出ゲームとあわせてここで1日中楽しめそうだ。

レーザートラップなどのギミックも魅力|超密室 リアル体験型脱出ゲーム

歌舞伎町の中でも、東新宿駅方面にある「超密室 リアル体験型脱出ゲーム」。その名の通り、密室に閉じ込められた環境設定で、部屋の中に隠された鍵などのアイテムを探し出して脱出するゲームが用意されている。

受付は2~6人(組み合わせの場合は5人まで)。コースは「牢屋からの脱出」と「ダンジョンからの脱出」の2種類から選べ、前者は囚人仲間と力を合わせ、看守が消えたプリズンから脱獄するのがミッション。後者はレーザートラップをはじめとする多彩なギミックをくぐり抜け、脱出を目指す内容となっている。

もし行き詰まっても2回までならヒントをもらうことができるので、初心者でも挑戦しやすいはずだ。

ドラマチックな体験が胸を打つ|よだかのレコード

西新宿の「ドラマチックルーム」と、北新宿の「ドラマチックホール」の2館を構える「よだかのレコード」は、“ドラマチックな体験を創造する”がコンセプト。謎を解き進めていくとハラハラドキドキしたり、ときには胸を打たれたり、そんな没入感満点のミステリーイベントが目白押しだ。

ひとりから参加できるコンテンツが多く、中にはアニメやゲームなどとコラボレーションした作品もあり、親しみやすいのもポイント。「ドラマチックルーム」は西新宿駅、「ドラマチックホール」は大久保駅が最寄りだが、新宿駅からも徒歩で行ける距離なので、まずは開催内容を見てみよう。

大人数でも楽しめる脱出ゲーム専門店|リアル脱出ゲーム 東新宿店

脱出ゲームを広く世に知らしめたSCRAPによる、自社運営型施設の新宿店。場所は職安通り沿いにあり、最寄りは東新宿駅だ。同エリアには本稿で紹介している系列店「東京ミステリーサーカス」もあるが、「リアル脱出ゲーム 東新宿店」ではここならではの謎解きや体験が楽しめる。

大きなポイントは、スリル満点のルーム型リアル脱出ゲーム専門店であること。部屋によってテーマやシチュエーションが変わるため、それぞれ違ったドキドキが味わえる。

謎を解くのに知識や運動神経は必要なし。どうしても謎が解けない場合にはスタッフからのフォローもあるのがありがたい。最大10人でプレイできるので、大人数で楽しみたい人におすすめだ。

※建物の工事のため、2024年3月31日をもって一時営業終了。再開は未定

ホラーに特化した恐怖の館|くらやみ遊園地 新宿南口ゲームワールド店

コンピューターゲームやアミューズメント施設などの老舗であるタイトーが、2023年にオープンしたのが「地獄のタイトーステーション くらやみ遊園地 新宿南口ゲームワールド店」だ。場所が新宿駅東南口から徒歩数分と、アクセス至便なのもうれしい。

コンテンツは複数が用意され、「旧校舎の花子さん」や「丑の刻地下病院 怨」などホラー系に特化した、ミッションクリア型のアトラクションとなっている。恐怖体験、謎解き、くらやみ度で趣向にあったテーマから選べ、ひとりからプレイできるのも魅力だ。怪談やお化け屋敷、脱出ゲームなどが好きな人には、特におすすめの施設といえるだろう。

新感覚の非日常体験がこの街にはある!

謎解きや脱出ゲームの醍醐味は、知恵やひらめきに行動を交えて遊ぶ新感覚の非日常体験にある。国内外から多くの人が集う新宿は、これらの施設も多彩で数も多い。各人の嗜好やライフスタイルに合ったアミューズメントがきっとあり、ハシゴで楽しむこともできるだろう。思いおもいのスタイルで、多種多様なミステリーに挑戦してほしい。

文:中山秀明

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