疲れた身体を少しでも休めたいけれど、カフェや公共の場でうとうするのは防犯上、心配だ。周囲の迷惑になる可能性もある。
そんなときはいっそのこと、安心して横になれる“仮眠スポット”でリフレッシュしてはいかがだろう。快適に足を伸ばして眠れるだけでなく、シャワーやお風呂で汗まで流せてしまう新宿の仮眠スポットをピックアップしてご紹介する。
始発待ちにも! 24時間リラックスできる温泉施設|東京新宿天然温泉テルマー湯
お風呂やサウナ、岩盤浴を楽しめる歌舞伎町の人気スポット「テルマー湯」。24時間営業&予約も不要なので、終電を逃したあとのんびりと時間をつぶすのにもぴったり。白を基調にした清潔感あふれるフロアは、新宿のど真ん中にいることを忘れてリラックスさせてくれる。
ソファやリクライニングチェアで休めるラウンジは全席コンセント完備で、ブランケットの貸し出しも。鍵付きのロッカーや女性専用ラウンジもあり、安心して過ごせるだろう。
入館料にはタオルと館内着が含まれ、温泉フロアにはシャンプーやメイク落とし、スキンケアなども揃っている。フィットネスコーナーやエステ、レストランなど、仮眠どころか1日中楽しめそうな幅広いサービスも見逃せない。
※各サービスの営業時間は公式サイトをご確認ください。
女性専用サウナで安心してまったり。布団セットの貸し出しも|ルビーパレス
朝6時半から深夜26時まで営業、予約不要の女性専用サウナ。軟水が自慢の大浴場で汗を流したら、バリエーション豊かな4種類のサウナを満喫しよう。タオルなどアメニティグッズも完備しているので、手ぶらで入店OK。入浴後はきれいで広々としたパウダールームで、ゆっくりとスキンケアを。
3階のレストルームでは、リクライニングチェアやフルフラットのシートにごろんと寝そべることができる。布団セットの貸し出し(有料)もあり、まるで自宅にいるようにくつろげてしまう。
新大久保という立地もあって、韓国気分を味わえるサービスの数々も魅力。カフェでは本格韓国料理に加え、シッケ(韓国では定番の発酵飲料)やゆず茶といったドリンクを用意。韓国人スタッフが施術するアカスリも早朝から深夜まで利用可能だ。ひと眠りついでに、お肌もすべすべにしてみては?
清潔感&安全性は抜群! 眠りの満足度を高める、ホテルのデイユース|ヴィラフォンテーヌ東京新宿
ひとときの仮眠といえど、より満足度の高い時間を過ごしたい人は、ホテルのデイユースがおすすめ。快適に整った個室で、しっかりと疲れを癒やすことができるだろう。
歌舞伎町からもほど近い「ヴィラフォンテーヌ東京新宿」は、広めの部屋にゆったりサイズのベッドを設えたゆとりある客室が魅力だ。ピンと整ったリネンに身体を預けるのは、ホテルならではの贅沢な休息。デイユースプランは午前11時から夜21時までのあいだ、最大4時間の利用ができる。同一価格で2人まで入室可能で、ライブ参戦前の着替えなどにもちょうどいい。
部屋タイプはチェックインまでのお楽しみ。なかにはフォトジェニックなコンセプトルームやサウナが楽しめる部屋もある。何度も訪れてお気に入りを見つけるのもいいだろう。
朝7時から利用可能! 韓国カフェのようなおしゃれカプセルホテル|レンブラントキャビン新宿新大久保
新大久保駅から徒歩3分のカプセルホテル。朝7時から夜22時まで最大12時間のデイユースが可能で、さまざまなシーンに活用できる。カプセルフロアとエレベーターは男女別になっており、セキュリティも万全だ。
コンパクトながらスタイリッシュなカプセルでの仮眠はもちろん、滞在中はシャワールーム、フリードリンクのカフェエリアも自由に利用してOK。女性用シャワールームには、人気のシャンプーとトリートメントを6種類用意。無料貸出品としてスチーマー(ナノケア)、ドライヤー(ダイソン製)やヘアアイロンなども貸し出しされている。
館内は青と白を基調にしたおしゃれな雰囲気。ネオン管やモダンなソファで飾られた、まるで韓国カフェのような空間にも注目だ。
高速バスの乗車前後にもおすすめ。こだわりの睡眠空間でお昼寝タイム|ナインアワーズ ウーマン新宿
「睡眠」をサポートする新時代のカプセルホテル「ナインアワーズ」の女性専用店舗。14時から21時まで、予約不要で1時間単位の利用ができる(繁忙期は除く)。仕事の合間や街歩きの休憩に、「上質なお昼寝」という選択肢をくれる存在だ。もちろんシャワーも使用できるので、お休み前に体をさっぱりきれいにするのもいいだろう。
繭をイメージした角のないカプセルは、閉塞感が少なく安心して過ごせるプライベート空間。老舗「まくらのキタムラ」がナインアワーズ専用に調整したこだわりの枕も、心地よい眠りに誘ってくれるはずだ。
バスタ新宿から徒歩12分と近く、高速バスの乗車前後にも利用しやすい。なお、宿泊チェックインは朝5時まで可能なので、終電後の始発待ちに活用してもいいだろう。
どうしても眠たいときには、安心&快適な仮眠スポットがある!
睡魔に勝てないときは、思い切って眠るのもひとつの手。新宿には、快適な睡眠時間を提供してくれる場所がある。スキマ時間を上手に使ってすっきり疲れをリセットすれば、すがすがしい気持ちで次の目的地に向かえるはずだ。
文:徳永留依子