歌舞伎町エリアで働く人々から、俳優、ミュージシャン、作家、映画監督ら著名人まで、幅広く聞いていく。
辛麺 華火 新宿本店
宮崎のソウルフードである”辛麺”は、食物繊維たっぷりのこんにゃく麺が特徴。歌舞伎町でその辛麺を提供するのが「辛麺 華火 新宿本店」だ。こんにゃく麺には、血管を若々しく保ち、美肌効果やアンチエイジング効果も抜群のルチン成分を含んだ蕎麦粉も練り込まれている。もちもち食感がやみつきになるだけでなく、コレステロール値の減少も期待できるなど、“美味しい”だけじゃない効果もアリ。
推薦人:
松居大悟さん(ゴジゲン主宰・映画監督)
「映画や演劇を見た後の夜などに、月に1回程度通っています。辛いもの好きにはとにかくオススメです。ラーメンというより“辛麺”というジャンルの食べ物なのですが、辛くて汗が噴き出て、なんだか元気が出る気もして、映画や演劇を見た後に、余韻に浸りながら食べるのが好きです。店の客層の有象無象感も心地よく、トッピングもどんどんしたくなります。」
松居大悟さんお薦めのメニュー:
豚ナンコツ/450円
「辛麺はもちろん食べながら、合わせて食べると最高です。トロトロしていて旨いです。」
松居大悟さんにとって、歌舞伎町って?
「映画館や劇場やライブハウスがあり、芸術を体感するところ。さまざまな種類の人たちがいて、出身も年齢も性別も関係なく、夜の光に吸い込まれていったり、光から逃げていったり。そして地方出身の自分にとっては癒される場所ではなく、なにか挑みに行くような気持ちになる場所です。」
ほかにもあるぞ! 松居大悟さんお薦めスポット
①テルマー湯(スーパー銭湯)
サウナ大好きな自分にとっては、この歌舞伎町一等地にある、憩いの場としてすばらしいです。浴室内は意外と落ち着いていて、炭酸泉もあります。
②鶏そば みた葉(ラーメン店)
スープがとにかくうまくて、こんにゃく麺にもできるのでヘルシーです。
③テアトル新宿(映画館)
邦画専門の映画館で、ここで観る映画に間違いはなく、邦画が好きになります。映画に合わせたオリジナルドリンクも嬉しいです。
text:平井莉生(FIUME)、川端うの(FIUME)
photo:工藤瑠入