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歌舞伎町の広場特設ブルーカーペットに豪華ゲストが登場!「東急歌舞伎町タワー開業前日セレモニー」開催

DATE : 2023.04.14

ホテルと映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる、地上48階・地下5階、高さ約225mの超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」が2023年4月14日(金)についにオープン。その開業を記念し、前日の13日(木)に「開業前日セレモニー」が開催された。

隣接するシネシティ広場にレッドカーペットならぬブルーカーペットが設置され、「東急歌舞伎町タワー」内の各施設で予定されている公演の豪華な出演者たちが登場。歌舞伎町エリアの活性化に貢献するだけでなく、さまざまなエンターテインメント文化の創造・発信の中心地となるであろう「東急歌舞伎町タワー」への期待などを語った。

開業にあわせ青く染まる新宿・歌舞伎町

「東急歌舞伎町タワー」の開業に関するさまざまなイベントのテーマカラーは「青色」。かつて、歌舞伎町に川が流れていたことや、水を司る神・音楽の神として知られる弁財天が祀られていることから、「東急歌舞伎町タワー」も外観モチーフに「噴水」を継承しており、歌舞伎町の歴史や文化に根差している「水」にちなんだ色として「青色」を採用している。

イベントに合わせて、いつもは赤く点灯している歌舞伎町の入り口の歌舞伎町一番街アーチが青色に点灯するだけでなく、セントラルロードやシネシティ広場を始めとした歌舞伎町内に青色のフラッグがたなびくなど、歌舞伎町一帯が青く染められるなか、「開業前日セレモニー」の会場となるシネシティ広場にはひと際鮮やかなブルーカーペットが設置された。

セレモニーのスタートとして、東急歌舞伎町タワー1F屋外ビジョン「KABUKICHO TOWER VISION」に歌舞伎町の歴史を絡めたオープニングムービーが流れると、会場となったシネシティ広場に集まった観客の期待も最高潮に。

シネシティ広場のブルーカーペットに豪華ゲストが登場

MCのハリー杉山、名越涼の爽やかな挨拶とともに華々しくスタートしたセレモニーのオープニングを飾ったのは、2021年2月に当時まだ建設中だった東急歌舞伎町タワーで初の無観客ライブを行ったYOASOBIからのビデオメッセージ。コンポーザーのAyaseは「東急歌舞伎町タワー」のサウンドロゴの制作も担当しており、4月24日にはTikTokライブの開催も予定されている。お祝いのコメントとともに、Ayaseは「できあがる前から関わらせていただいて、めちゃめちゃ思い入れがあります」と語り、思い出深い場所でのライブ開催にボーカルのikuraは「初めての無観客ライブから約2年がたって、パワーアップしたYOASOBIを見ていただけるように頑張ります!」と力強く語った。

続いて、「東急歌舞伎町タワー」内で開業するライブホール「Zepp Shinjuku (TOKYO)」と、劇場「THEATER MILANO-Za」で予定されている各公演から、渋谷龍太(SUPER BEAVER)、東京スカパラダイスオーケストラ、西川貴教、Little Glee Monster、窪田正孝、石橋静河、古田新太、宮沢氷魚といった豪華な出演者たちが登場。それぞれが青をコンセプトにした衣装で登場し、ブルーカーペットをゆっくり歩きながらファンの熱気に応えた。

「Zepp Shinjuku (TOKYO)」のこけら落としとして4月17日から20日まで4日間連続で開催される『Zepp Shinjuku (TOKYO) OPENING SPECIAL 4DAYS!』の初日を飾るSUPER BEAVERの渋谷龍太は新宿・歌舞伎町で生まれ育った生粋の地元民。思い出深い場所での公演に「小さいころにミラノ座に映画を観に行ったり、学生時代にミラノボウルでボウリングしたりしていて、まさかこういう建物になるとは予想もしてなかったから、そのこけら落としに出演させて頂けるのは光栄です。父ちゃん母ちゃんも地元の友達も喜んでくれてると思います」と感慨深く語った。

4月18日の公演に登場する東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦は「(東急歌舞伎町タワーが)噴水を模していると話を聞いて……、自分が学生だった頃に早稲田大学の学生が噴水の周りでよく酒盛りしていたんですけど、そのうちの1人が、当時早稲田に通っていた自分です(笑)」と明かし、その噴水が姿を変えた建物のなかで公演できることに「海外の方々にも知られている新宿・歌舞伎町の真ん中で音を大きく出せる環境があるというのは、本当に幸せだと思います」と喜びを表した。

4月19日に出演予定の西川貴教はまるで政治家のように隙のないスーツ姿で登場。地元・滋賀県の知事選出馬の噂があったことと絡めて、「統一地方選挙のただなかではございますが、多数の方にご臨席いただきまして誠にありがとうございます」と挨拶して観客を笑わせながら、「最初にバンドでデビューして上京してきた場所が西武新宿線沿線の鷺ノ宮だったんです。(当時は)ここを通るときに危ない雰囲気があったので、こんなにきれいになるとは信じられない。たくさんの人に来ていただきたいです」と盛り上げた。

Little Glee Monsterは4月20日に「Zepp Shinjuku (TOKYO)」で開催されるファンクラブ限定のライブを皮切りに、4月22日からツアーをスタートさせる。新メンバーが加入した新しい体制でのスタートについて、グループを代表してかれんは「新しいリトグリになったので、ここから精一杯頑張っていきたい」と意気込みを述べた。

東急歌舞伎町タワーのコンセプトは「好きを極める」

5月6日から5月28日まで上演される「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演COCOON PRODUCTION 2023『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』からは窪田正孝、石橋静河が登場。新宿・歌舞伎町の思い出を聞かれた石橋は、20歳ぐらいの頃に新宿の単館系の映画館に通っていたそうで、「映画を観た後に街に出ると、すごく東京だなと感じて面白かったです」と振り返った。

一方の窪田は「怖い人から逃げたりとか、地べたを這いつくばったりとか、血糊で顔がぐちゃぐちゃになったり」と歌舞伎町での特殊なロケ撮影を笑顔で思い出しながら、「セットでは作ることがなかなかできない、ここにしかない世界のようなものがあるなって思います。ここでお芝居させていただいて、違ったものが体に宿ったっていう快感はありました」と歌舞伎町というエリアならではの体験を語った。

「THEATER MILANO-Za」のオープニングシリーズとして6月5日から7月2日まで上演されるCOCOON PRODUCTION 2023舞台『パラサイト』からは古田新太、宮沢氷魚が登場。古田は30年以上前から歌舞伎町には遊びに来ているそうだが、歌舞伎町にまつわる思い出として新宿コマ劇場のクロージング公演に主役として出演した際のエピソードを披露。「(劇場入口の)大看板に俺の顔がバーンと描かれていたんですけど、その前で職質されました。おまわりさんにあれ(看板)俺って言ったんだけど」と古田が語ると会場は笑い声で溢れた。

セレモニーの最後には登場したゲストたちのカウントダウンで「東急歌舞伎町タワー」が鮮やかにライトアップされ、ハートマークとブルーのライトで彩られた。「好きを極める」をコンセプトに、華々しくオープンした「東急歌舞伎町タワー」の今後の展開に期待したい。

『Zepp Shinjuku (TOKYO) OPENING SPECIAL 4DAYS!』

4月17日(月)

SUPER BEAVER「都会のラクダ 柿落としSP ~ 新宿生まれの、ラクダ ~」

イベント情報

公式サイト

 

4月18日(火)

東京スカパラダイスオーケストラ「Live at Zepp Shinjuku」

イベント情報

公式サイト

 

4月19日(水)

西川貴教「西川貴教 LIVE “SINGularity Ⅱ -過形成のprotoCOL-改”」

イベント情報

公式サイト

 

4月20日(木)

Little Glee Monster「リトグリCLUB 限定LIVE“Fanfare”0」

イベント情報

公式サイト

THEATER MILANO-Zaこけら落とし公演

COCOON PRODUCTION 2023

『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』

 

公演日程:2023/5/6(土)~5/28(日)

出演者:

窪田正孝 石橋静河 板垣瑞生 永田崇人 坂ノ上茜 村田寛奈 宮下今日子 田中哲司/

大植真太郎 大宮大奨 渋谷亘宏 AYUMI 森井淳 笹本龍史 渡邉尚 高澤礁太 権田菜々子/

歌唱:山脇千栄(東京・長野公演) 阿部好江(大阪公演)[太鼓芸能集団 鼓童]

スウィング:伊藤わこ 大知

スタッフ:

原案・構成・演出・振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ

舞台版構成台本:ノゾエ征爾

上演脚本:渡部亮平

 

公式サイト

THEATER MILANO-Zaオープニングシリーズ

COCOON PRODUCTION 2023

『パラサイト』

 

公演日程:2023/6/5(月)~7/2(日)

出演者:

古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ

キムラ緑子、みのすけ / 山内圭哉、恒松祐里、真木よう子

青山達三、山口森広 / 田鍋謙一郎、五味良介、丸山英彦、山村涼子、長南洸生、仲城綾、金井美樹

 

スタッフ:

原作:映画『パラサイト 半地下の家族』

台本・演出:鄭 義信

音楽:久米大作 美術:池田ともゆき 照明:増田隆芳 音響:藤田赤目 映像:ムーチョ村松

衣裳:半田悦子 ヘアメイク:宮内宏明 擬闘:栗原直樹 演出進行:松倉良子 舞台監督:北條孝、篠崎彰宏

制作:石井おり絵、藤本綾菜 プロデューサー:松井珠美、佐々木弘毅

エグゼクティブ・プロデューサー:加藤真規、李鳳宇、本間憲

 

公式サイト