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北村匠海ら超豪華キャストが東急歌舞伎町タワーに集結!『東京リベンジャーズ2』レッドカーペットイベントをレポート

DATE : 2023.04.13

4月14日、東急歌舞伎町タワーがオープンする。地上47階、劇場・映画館・ライブホール・ホテル・飲食店が入る複合施設、新たなランドマークの誕生だ。

オープン目前の4月6日、東急歌舞伎町タワー屋外ステージ、シネシティ広場にて『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』のプレミアムナイト レッドカーペットイベントが開催された。

北村匠海や吉沢亮をはじめ、勢いと実力のある若手俳優が出演する映画『東京リベンジャーズ』シリーズ。シリーズ1作目『東京リベンジャーズ』は、興行収入&観客動員数ともに2021年の実写映画No.1を記録。その1作目から2年の歳月を経て『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』が完成した。続編は「-運命-」と「-決戦-」の二部作からなる。

この日のイベントには、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』のメインキャスト11名と英勉監督が集結し、新宿の街を華やかに彩った。

レッドカーペットに揃う超豪華キャスト陣

 “血のハロウィン”のごとく真っ赤に染まった会場には、多くのファンの姿。この日初お披露目となった、東急歌舞伎町タワーの屋外モニターに映し出される『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』の予告を見ながら、キャスト陣の登場を今か今かと待っている。

陽が落ちかけた夕方18時過ぎ、ざわつく会場が見守る中、MCの開始の挨拶とともに、キャスト陣が登場。北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮──なんとも豪華な面々がレッドカーペットに登場すると、その存在感に会場は一瞬にして熱を帯びた。

先頭を歩くのは、主演・タケミチ役の北村匠海だ。「自信を持って『1』を超えられる作品ができました。役者人生において、きっと10年先、20年先も(いい作品だと)振り返られる映画を、同世代のこのメンツで作れたことを誇りに思います」と力強い挨拶。その言葉から、“東京リベンジャーズ”というチームの結束力が伝わってくる。

そして、マイキー役の吉沢亮。「『1』を超えていけるのかという不安はありましたが、いざ撮影現場に入ると、熱量が凄まじかったです。凄いものができるという自信が生まれ、確信に変わっていきました」と、北村同様に熱い想いを語る。ドラケン役の山田裕貴は「こんなにも凄いイベントができる、それも『東京リベンジャーズ』が持つ力」だと、改めてこの作品の魅力を語った。

この日、登壇者は全員黒色の衣裳に身を包み、レッドカーペットを歩いた。なかでも目を引いたのは、紅一点、ヒナタ役の今田美桜だ。「前作よりもさらにパワーアップした作品、そこに再びヒナタとして参加できて、とても贅沢な時間でした」と、今田が話すように、前作を超えるもの──いくつものパワーアップが『2』には詰まっている。

会場ではファンとの交流のほか、各メディアの取材が行われた

新たに仲間に加わった3名のキャスト

そのひとつが、『2』から参戦となる新キャスト。場地役の永山絢斗、千冬役の高杉真宙、一虎役の村上虹郎の3名だ。永山は「新しく参加する身としてプレッシャーはありましたが、できる限りを尽くしました。すごく温かく迎え入れてもらい、キャラクターを通して絆を感じました」と語る。高杉も緊張を抱えての参加だったそうだが「台本に描かれている以上の雰囲気が現場にあったので、(自然と)緊張もほぐれて演じることができました」と現場の熱さを思い返していた。

場地役の永山絢斗、千冬役の高杉真宙

村上虹郎は欠席だったが、新たに加わった3名の俳優について、北村は「彼らの気合いと熱量が凄かったです。そして、『東京リベンジャーズ』として3人との共演は新鮮なはずなのに、『1』から3人はこの現場にいたんじゃないかと思えるような、ずっと一緒に歩いてきた感覚でした」と語り、その言葉に吉沢も大きく頷いていた。

続投となるキャストにとってもワクワクする現場だったに違いない。間宮祥太朗は、「僕と(清水)尋也は、前作では、出てるっちゃ出ているくらいの出演だったので、続編に向けて肩をぶん回して準備していましたが、続編では新キャストが加わったので、ぜんぶ持っていかれてしまったのかな(笑)」とユーモアを交えてその熱量を語り、清水尋也は「『2』からの3人もめちゃくちゃ格好いい!」と褒め、磯村勇斗は「さらに熱くなって、胸アツなシーンもあります!」と物語の魅力を語り合った。

前作からさらに熱量が増した“血のハロウィン編”

眞栄田郷敦が「血のハロウィン編は、原作ファンの方も好きなパート。エネルギーたっぷりな作品になっています」と話すように、今回の映画は原作ファンの間でも熱狂的な人気を誇るエピソードだ。実は、この『東京リベンジャーズ』の実写化の企画がスタートしたときに、スタッフ、そしてキャストの全員が一番やりたかったのが血のハロウィンだったという。『1』がヒットしたら『2』が決定したのではなく、『2』を視野に入れての『1』だった。

血のハロウィンのエピソードでは、東京卍會の結成エピソードも描かれる。ヒナタの弟ナオト役の杉野遥亮は、完成した映画の感想をこう語る。「僕は、タケミチのタイムループのトリガーなので、過去パートには出演していないですが、完成した映画で過去パートを観て、友情や絆から生まれる熱量が、人を感動させる力になっていると感じました」。

前作で、救ったはずのヒナタが、再び凶悪化した東京卍會によって殺されてしまう。しかもタケミチの目の前で──。もう一度、ヒナタを救うために、タケミチは過去に戻り、壮絶な戦いに巻き込まれる。1作目以上にドラマチックな展開、最も描きたかったエピソードを描ききった今作について、英監督は「熱をもって頑張ってくれたキャストとスタッフのおかげで、力強い作品に仕上がった」と、俳優陣を讃えた。

締めくくりは、主演・座長の北村匠海

約1時間半のプレミアムナイトレッドカーペットイベントを締めくくったのは、北村匠海。「『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』のテーマは“仲間”です。(映画と同様に自分にも)同性代の仲間がこんなにもいて、心の底から心強い仲間だと感じる。この繋がりは、いつまでたっても切れない繋がりだと思っています」。その瞳は、最高の仲間と最高の映画を作り上げた、という自信に満ちていた。

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』は、東急歌舞伎町タワーにオープンする109シネマズプレミアム新宿でも上映。前編「-運命-」は4月21日、後編「-決戦-」は6月30日公開となる。

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』(4月21日(金)/6月30日(金)公開)
ワーナー・ブラザース映画
©和久井健/講談社 ©2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会

文:新谷里映