舞台『PSYCHO-PASS』3/15開幕│鈴木拡樹、和田雅成、本広克行、元吉庸泰│舞台版シリーズ最終章の見どころは？

2024年3月15日（金）、東急歌舞伎町タワー内に昨年オープンした劇場「THEATER MILANO-Za」にて、同日から始まる『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 3』の囲み取材会が行われた。

取材会には、鈴木拡樹、和田雅成、そして総合演出の本広克行、演出の元吉庸泰が登場した。

本作は、フジテレビ“ノイタミナ”アニメ大ヒット作品「PSYCHO-PASS サイコパス」をオリジナル脚本で舞台化した『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』シリーズの最終章となる。

公安局刑事課三係を舞台にしたオリジナルキャラクターたちによるオリジナルスピンオフストーリーで、2019年に第一弾、2020年に第二弾を上演。第三弾は、第一弾の続き、九泉晴人のその後を描いた物語である。

本作の見どころについて、主演の鈴木は「シリーズを通して”人間の苦悩”を描いた作品となっており、今回もそれぞれのキャラクターの生きる苦悩が描かれている。もし自分に置き換えて考えてくださる方がいらっしゃれば、”人間とは”、”自由とは”というテーマについて考えられるような深い作品になっている」と本作品のメッセージ性について話した。

続けて、演出の元吉は「演出としてはこの世界感の中で映像や照明、音響など様々な仕掛けがあるが、やはり一番の見どころは俳優たちの芝居。”この世界の中でどのように生きるか”を突き詰めてずっと良い稽古をしてきたので、ぜひ注目して欲しい」とコメントした。

最後に、初日を迎えるにあたってのお客さまへのメッセージを聞いた。

鈴木「PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Viceシリーズのファイナルとなる。第三弾から見る方については過去作品も遡っていただけると嬉しい。また、これまで約5年間応援してくださった方には最後まで見届けていただきたい」。

和田「第三弾から見る方もいらっしゃると思うが、今回からでも十分楽しめる作品となっているので心配せずに見に来ていただけると嬉しい」。